「あぶない刑事」サントラ歌手、タマラ・チャンプリン絶唱による語り
「あぶない刑事」のサントラ歌手達が、いわばそれぞれドラマの語り部として、世に送り出し続けてきた名曲とはよく見ればそれだけでもピンからキリまであるものです。
この度紹介し続けている「あぶない刑事」のサントラ達としては、実はそれぞれの名曲自体を知るだけではなく、更にそれぞれの担当歌手を知るという事もまた、より一層「あぶない刑事」という作品の高い価値を知ることにもつながると、私は考えております。
既に私としても、「あぶない刑事」のサントラに限っては、随分前よりびっしりとあるものだな、とは思い続けてきたものの、なぜそこまで生産されるだけの価値があったのか、その決定的な理由というものを、少しずつ見直していきたいというところです。
これより、「あぶない刑事」のサントラとその歌手の仕事ぶりに関しては、以前の投稿の繰り返しになる部分も出てくるかも知れません。
がしかし、まずはそれぞれのサントラ歌手なりの役どころというものから、私なりに次第に理解しようとしていきたい、という風なところが今もって言えることです。
そんな私なりの意向に基づいて、まず今回は「あぶない刑事」のサントラ歌手のうちの一名、タマラ・チャンプリンの仕事ぶりから入っていくことにしましょう。
「あぶない刑事」サントラ歌手、タマラ・チャンプリン随一の演出
「あぶない刑事」のサントラに限ったことではありませんが、それぞれの歌手達が演出する役どころとは如何なるものか、という視点にも立って物事を見つめ直していきたいものです。
言い換えれば、それぞれの歌手達が持っている資質を知り、そしてドラマ自体の本質も発見していけるものだと考えるとより一層面白いのではないでしょうか。
こんな一見よくよく分かり切ったようなことであったとしても、振り返ってみればまた次々と新たなる気づきというものが出てくるかも知れないというものです。
そのための一名として、タマラ・チャンプリンという歌手と、その担当した曲達が私に閃いてきて、今回こうして投稿するに至ったのです。
タマラ・チャンプリンが担当したサントラのまず一曲として、前回「On The Run」について紹介しましたが、まさにそれこそはいつ聞いてもなぜか「あぶない刑事のサントラと言えばコレ!!」という意見が目立っております。
その上私としても、あくまでそれらの意見は、投稿者自身のただ単なる思い込みとはとても考えられないから、不思議なものです。
ではなぜ、そこまでして今回選んだ歌手のサントラそのものがこれほどまでに高い支持を受けているのか、そこから解いていきたいところです。
そのためにはここで、「あぶない刑事」に限らず、全ての刑事モノを始めとした過激なバイオレンスを伴う作品達が、なぜお茶の間で娯楽としてもてはやされることになるのか。
ひとえに言うと、いかに大衆受けするような演出を施すか、という風なところです。
この視点からしても、今回紹介するサントラの一つである「On The Run」については、いかにも「あぶない刑事」という一世一代の死闘を伴う物語を、潔く語り尽くしてくれているかのようで、なぜかまた快いことこの上なくも感じられます。
このサントラの音楽性についても、前回の投稿で少し触れましたが、ただ単に当時流行の音楽をふんだんに取り入れていた、という表現にとどまるものではないのです。
あくまでポピュラーソングといった枠を遥かに超えて、そのハードロックにも通じるような、重厚な音質と曲風そのものが、他の「あぶない刑事」の名だたるサントラ達とは、またまたさらに大きく差別化を図るものだと思われます。
歌手のタマラ・チャンプリン自身の見どころとしても、声量・声域共に聞く者達の感性を鷲掴みにして離すことがない、というものであります。
まさに我が身を焦がし尽くすような、その振り絞るようなパンチの効いた歌こそは、いつ聞いても常に勝負すべき場面においては欠かすことのできないものであって、少なくとも私なんかはかゆいところに手が届くまでのワクワク感までをも味わえるものです。
したがって、この一曲が随一の演出効果によって、「あぶない刑事」におけるハードボイルドな場面を、更に潔くそして大衆受けしやすいような描写をしてくれているのだということが、次第に見えてきたように思います。
「あぶない刑事」サントラ歌手・タマラ・チャンプリン完全燃焼の一曲
タイトルに歌手・タマラ・チャンプリンの絶唱とは書きましたが、またまたここでも桁外れとも言える、隋一の演出を施した一曲を紹介しましょう。
サントラの曲名は「THERE OUGHTA BE A LAW 」で、言うなれば一部始終が我が身を賭して「あぶない刑事」の壮絶な場面を描写している、といった一曲であります。
前者の曲では一種のハードロック寄りの音楽性の演出、とは言いましたが、今紹介する2曲目に関しては、その音楽性がより一層徹底された、直撃的なものとなっております。
音質・スピード感共に前者よりもさらに硬派な演出効果が増強され、歌声としても一部始終がまさに一瞬のスキもなく、高音域のパンチの効いた歌声と併せてこれでもか、これでもか、と言わんばかりに「あぶない刑事」の場面の臨場感を体感せざるにはいられないほどであります。
勿論この歌手の歌声は、そうそう簡単には素人が実現できるものではない、本物以外の何物でもありません。
この後者の一曲としては、前者とはまたまた異質な次元での感覚を、いかにも身を削ると言わんばかりの演出によってこそ生み出しているように感じ取れます。
メディアに寄せられた、投稿者達の意見としても、例えばこれはほんの一部にしか過ぎませんが、「その辺の中途半端な奴らには負けんぞ!!」みたいな演出が突き刺さるようにして体感できる、といったところです。
したがって、この後者の一曲を聞くに当たっては、「あぶない刑事」におけるハイライトスポットと歌手共に、完全燃焼と言わざるを得ないような、そんなごまかしの効かない世界観までもが見えてきたように感じました。
今回紹介した歌手タマラ・チャンプリンによる「あぶない刑事」のサントラ2曲で、私自身としてもまた、訪問者さんたちと共に完全燃焼の心構えで、日々の事に当たっていきたいものです
今回紹介した「あぶない刑事」のサントラ 「On The Run」 「THERE OUGHTA BE A LAW 」 のご視聴については、こちらよりお願いします (ドラマ作品もレンタル可能なものがあります) 。👇
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