「あぶない刑事」タカ、バイクでの型破りで無敵な追跡シーン
「あぶない刑事」における、ピンからキリまである名場面でも、タカこと鷹山敏樹によるバイクの追跡シーンもまた、決して見逃せないものとなっております。
言ってしまえば、「あぶない刑事」だからこそ実現可能となった、タカによる型破りなバイクでの一見ドキドキ、ハラハラするような演出が、観る者達の脳裏に焼き付いて離れないような、それぞれの場面が唯一無二のものとなり得た、という事です。
そんな「あぶない刑事」タカによる、数々のバイクでの追跡シーンより、今回は私なりに選び抜いた情報を紹介していこうと思います。
限られた情報源でしかないため途切れ途切れだとは思いますが、そこからもまた新たな気づきなり学びというものを、お互い得ていきたいものです。
「あぶない刑事」でのタカのバイク追跡シーンを厳選
まず一つ目は、「あぶない刑事」の第51話「悪夢」にて、幽霊と思しき犯人が警官を狙撃し、赤のいすゞ117クーペで逃走するシーンです。
見どころとしては、「あぶない刑事」における場面の中でも、最も不気味な場面と言われているだけあって、幽霊と思しき犯人に果敢に立ち向かうタカのバイクでの追跡という風な感じです。
まずはその「あぶない刑事」の第51話「悪夢」でタカが実際に乗っているバイクの型式としては、スズキのGSX750Eとなっております。
その逃走していた犯人ですが、風貌としては白の帽子を深くかぶって素顔が見えなくしており、まさに文字通り一層の不気味さを演出しております。
タカによるバイクでの追跡からの逃走の途中、赤の117クーペでターンし逆走という型で真正面から立ち向かっていき、ひたすら追跡を逃げ切っていきました。
で、その犯人が追い詰められた行き止まりの地点では、タカが逮捕しようとするにも、なぜか赤の117クーペは置き去りにされたままで、犯人の姿は蒸発したかのように消え去っておりました。
まずはこの一場面としては、同じ「あぶない刑事」の作品中でも、恐ろしいながらも大きな差別化を図れたものだったな、と感じております。
二つ目ですが、「あぶない刑事」の第43話「脱線」にて、廃墟となった病院と思しき場所にて、犯人を追い詰める場面です。
この場面における、タカによるバイクの使いこなしというものがまたまた決定的な歴史に残る名場面となっております。
タカがバイクでその廃墟の廊下に階段と、そつなく駆け抜けていき、最終的に犯人を追い詰めた場面で相棒のユージか表れてジョークをかます、「あぶない刑事」ならではのクライマックスとも呼べる場面を味わえます。
緊迫感漂う中でも、そんな空気を打ち破るかのような快きまでの、タカによるバイクでの追跡、そして締めくくりに現れたユージの面白可笑しきセリフが、見どころとなっております。
「あぶない刑事」の中でも、タカでしかあり得ないバイクでの暴走!!
今から紹介する、「あぶない刑事」におけるタカのバイクでの追跡シーンは、まさに一種の「あり得ない」ほどの滑稽極まりないまでの感覚が味わえる無敵の名場面となっております。
これはあぶない刑事16話「誤算」にて、タカが今度は他人のバイクを無理やり横取りしてまで犯人を追跡する(!?)という、あり得ない場面ながらもタカのハイライトスポットとなって語り継がれております。
何せタカにバイクを横取りされたその相手というのが、寄りにもよってバイク乗りの若者の集団となっていたのです。
勿論、その横取りされた相手としては怒り心頭な事この上ないにも関わらず、タカはあくまで犯人を追い続けます。
が、とどのつまりとしてはタカがいわゆる逆切れ状態で、仕返しに来た若者達をフルボッコにしてその場を去ってしまったのです。
こんな派手なことをしてしまったなら、普通なら懲戒免職になっているでしょうし、少なくとも今日においてはこのような場面の撮影は、現実的には社会的に許可されるものではないでしょう。
まあ、時代が時代だったと言ってしまえばそれまでですが、ここではそんな社会的目線だの一切の理屈は抜きにして「あぶない刑事」を語っていきたいところです。
そんな視点からも、この派手なあり得ないまでの場面こそがまた、「あぶない刑事」におけるタカによるバイクでの追跡場面の中でも、「あぶない刑事」によるタカの孤高で無敵なカリスマ性たるものを前面的に演出している、とも考えられます。
「あぶない刑事」でのタカのバイク追跡より学ぶべきこととは
私が過去において幾度となく紹介し続けてきた映画「トラック野郎」なんかでもそうですが、 今日においては少なくとも公開不可能である、そんな場面が多々存在するでしょう。
しかし、映画「トラック野郎」にせよ、「あぶない刑事」にせよ、あくまで時代の変化の荒波を生き抜いて、今日に至るまで高く支持され語り継がれている、というのは紛れなき真実であって、我々はそれをただ素直にカリスマ的なお手本として見習うべきものであります。
「あぶない刑事」における今回紹介したタカのバイクでの追跡シーンをも含めて、一見型破りで無法に映っても、それぞれの場面における行動力と決断力たるもの、過酷なご時世だからこそ、なおさらお手本とすべきものであります。
この令和の新世代においても、ビジネスにせよ対人関係にせよ、「あぶない刑事」におけるタカを始めとした一つ一つの名場面を、お互いの日常生活の場面にも有益な型で活かしていきたいものであります。
今回紹介した「あぶない刑事」のご視聴については、こちらよりお願いします。👇
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