柴田恭兵氏による、「あぶない刑事」の歌が呼び覚ます本物のプライド

柴田恭兵氏演じる、「あぶない刑事」ユージの歌の演出する美学

　柴田恭兵氏といえば、「あぶない刑事」においてタカこと鷹山敏樹(舘ひろし氏)と共に、ユージこと大下勇次として共に主演を果たした人物としてあまりにも名高きものではあります。

　
　ただその役柄だけでなく、この柴田恭兵氏による、「あぶない刑事」の歌の数々もまた、見逃せないところであります。

　
　
　この柴田恭兵氏演じるユージとは、「あぶない刑事」におけるタカのダンディーなキャラクターとは対照的に、セクシー大下の別名も持ち合わせておりました。

　
　その柴田恭兵氏が「あぶない刑事」において歌った曲としては、私の独断と偏見いや、一般的に支持されているのを２本あげるなら、「ランニングショット」に「WAR」といった型です。

　
　ファン達としては今更言うに及ばないか知れませんが、柴田恭兵氏の歌自体はそもそも、これら「あぶない刑事」のサントラと言う視点を度外視したとしても、まさに美学の領域を演出するまでの、唯一無二のカリスマ性を所有すべくものでありました。

　

　小見出しにはあくまで「柴田恭兵氏が演じる、あぶない刑事のユージ」とは記しましたが、言うまでもなくこの逆も成立はします。

　
　まずはここで、「ランニングショット」と「WAR」のいずれを選ぶが、という話になると思われるでしょう。

　しかし私としては、ただ単にそんな甲乙の視点から今回の柴田恭兵氏の歌を取り扱いたくはないのです。

　

　ただまあ、紛れもなき真実としては、いずれの歌とも「あぶない刑事」の名に恥じないだけのかっこよさ、等という表現ではまとめられないほど、孤高の美学を実現化しているな、というところです。

　

　今回紹介する名作達には、これといった奇抜なテクニックや装飾的な演出などは一切不要感じられません。

　
　にもかかわらず、柴田恭兵氏のそのさり気なく演出する歌の世界を表現するに当たっては、なぜか不思議にも生粋というに等しいまでのものです。

　
　併せてまた、その生粋さ故の、特有の渋みというものも自然とにじみ出ていて、柴田恭兵氏の魅力がこれにより最大限に演出され尽くしている、みたいなところでもあります。　
　


　このまさに柴田恭兵氏にしか実現できないカリスマ性が、これでもか、これでもか、と言わんばかりに我々にあたかも身に絡むようにして、痒い所に手が届くまでの次元のものとなっております。

柴田恭兵氏による「あぶない刑事」の歌で、何かに目覚めよう!!

　今回私が柴田恭兵氏による「あぶない刑事」の歌を通じて伝えたいこととしては、しょっぱなからタイトルに示した通りです。

　
　と言ってしまえばそれまでかも知れませんし、いかにも一見ありふれたようなタイトルに思われることかとは感じております。

　但しその一方では、柴田恭兵氏の演じる世界については、あくまで「あぶない刑事」でのユージとしての枠を遥かに超越するまでの、本物のプライドたるものも歌い上げられているのです。

　
　さらにはその柴田恭兵氏なりのプライドたるもの、前述の２本の歌においては少なくとも、言葉では語り尽くせないほどのものであります。

　もはやくすぐったくなくなるまでのワクワク感を、「あぶない刑事」の名場面たちと併せて体感できるな、といったところです。

　

　勿論、それぞれの歌におけるセリフの選び方としても徹頭徹尾、生粋なことこの上なく、柴田恭兵氏にしかできない、あくなき本物のプライドの追求と言うべきであります。

　柴田恭兵氏自らして、「俺にとことんついて来い!!」みたいな感覚で、この歌を耳にしたからには、いやが上にも自らの殻を打ち破らずにはいられなくなってきます。

　

　このいかにも血沸き肉躍るような躍動感こそが、一切の理屈拭きにして、「あぶない刑事」が歴史に残るカリスマの文化資産として支持されることになった、本質的な理由というものを教えてくれているようです。

　

　

　今回こんな型で、柴田恭兵氏が「あぶない刑事」の歌で実証してくれた、本物のカリスマとしてのプライドを目の当たりにしては、我々としてもじっとしてはおられません。

　一度はそのカリスマ的な視点に立って、今の自分自身を見直さざるを得ない、とまでいうべきものであります。

　
　ましてやこの社会を支えるべく、主戦力としての30代、40代という、正しく現役世代の中心に当たる年齢層の人達には、特に是非とも立派なお手本として言ってもらいたいところです。

　


　とは言っても、そうそう柴田恭兵氏の示したカリスマ性を意識することすら簡単ではないとは思います。

　
　にも拘わらず、柴田恭兵氏が示してくれたその「あぶない刑事」のユージ、そして歌い手という視点からは何か目覚めるものがあるに違いありません。

　

　こうして少しずつ自らの殻を打ち破り、一歩一歩本物のカリスマとしてのプライドに近づいていきたいものであります。

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