映画「トラック野郎」で、巡礼の秋を先取りしよう!!
「トラック野郎」とは、まさに巡礼のドラマの展開でもあった
今回も本ブログでは定番となっている映画「トラック野郎」関連の話題を進めてまいります。
今回はまさにタイトルの如く巡礼とは何か、という事なのですが、ここでまず「トラック野郎」における、主人公の生き様の本質とはどこにあるのか、そのあたりを見直していきたいところです。
先日の映画「トラック野郎」主題歌に沿って言えばズバリ!! 男一人旅というところにある、といってしまえばそれまでです。
日本全国実に10作分に渡り夏、そして秋から正月にかけてと全国巡礼の旅をし続けてきた桃次郎とジョナサンの、まさに苦楽を共にした実録ドラマであり、時としては挑戦の旅でもあったと、私なりに考えております。
中でもこの巡礼というテーマが全面的に押し出されたトラック野郎シリーズとしては、第4作目の「天下御免」が有名であり、私としてもこのクライマックスにおける一番星号の爆走についてはすでに投稿済みです。
この際の一番星号の行灯にも「恋の巡礼」というセリフが記されており、主人公がこのシリーズにおいてはいかに旅を通じて成長してきたか、という証にも感じ取れます。
これは元々この作品のロケ地となった四国八十八ヵ所巡礼に基づいたものであり、この恋とは由美かおる氏演じる我妻和歌子に対する主人公の恋心を物語っていると考えられます。
巡礼を通じて恋にライバルとのワッパ勝負等と挑戦に挑戦を重ねた、桃次郎の生き様が映画「トラック野郎」における実録として語り継がれているのは、今更いうまでもないことであります。
「トラック野郎」の巡礼の世界観から、新発見を学び取っていこう!!
映画「トラック野郎」とは、言い換えれば新発見の連続の旅、というところに資質がありました。
桃次郎自身が元々身寄りがなく、奔放な生活をするべく立場にあった、といってしまえばそれまでですが、全国津々浦々巡礼を繰り返すことにより、常に目の前に直面する場面と実直に向き合い続けてきたものでした。
よくよく桃次郎については、不器用で一本気と言われてはいますが、その裏を返せばその不器用が故に常に捨て身で事に当たり続け、いかなる極地をも乗り切ってきた、という風なところが「トラック野郎」から我々が学ぶべきことであります。
したがってまさに、その生き様こそが、今まで私も書いてきた「トラック野郎」の最後の爆走シーンにも示されていたのです。
巡礼とはまた言うなれば、常に非情なる千変万化を繰り広げる現実社会の荒波との戦い、とでもいうべきものです。
という事は今日を生きる我々としても、どこかで何らかの型で、かつて「トラック野郎」にて展開された主人公の生き様の如く、変化を恐れることなく巡礼の旅を続けなければいけない、という事だと考えさせられます。
現状に満足して甘んじ、そのままぬるま湯に浸りきることなく、時には何かに挑戦しつつ一つ一つ手ごたえをつかんでいかねばなるまい。
映画「トラック野郎」とはまさに新発見の巡礼の旅として、我々にこれでもか、これでもかというほどまでに気づきを与えてくれることには間違いありません。
この「トラック野郎」の主人公の巡礼の生き様をお手本として、残り少なくなった2019年を有意義に締めくくるためにも、この秋の時節を身を焦がすようにして駆け抜けていきたいものです!!
映画「トラック野郎」のご視聴については、以下よりお願いします。👇
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