オジーオズボーンのベストアルバムで、教祖的感覚を堪能しよう!!
今回はまたまたオジーオズボーン関連の話題ですが、今まで話してきたのとは少し打って変わり、ベストアルバムという視点から、そのロックの帝王としてのカリスマ性を解いていこうと思います。
ここで改めまして、オジーオズボーンに関するおさらいをごくごく簡単にしていくこととします。
過去にも本サイトにてお話ししたのですが、80年代よりソロとしてそのキャリアにおいて、常に飽くことなくヘヴィメタル・ハード・ロック文化の最前線の先頭を主導し続けてきた、歴史的お手本です。
さらには、そのオジーオズボーンなりの帝王としてのルーツをた辿ってみますと、元々は70年代の幕明けと共に、ブラック・サバスなるグループにて、既にゴッドファーザーとしての地位を確立し続けてきた、と言うところにもあります。
こうして、常にこの世のファンというファンを捉えて決して離さずとした、その原型はどこにあったのか。
を見直していくと共に、決して先導者としての徹底したこだわりを捨てることなく突き進んできたオジーオズボーンによるベストアルバムを今ここに紹介していきます。
このことにより、ベストアルバムだからこそ新発見できるカリスマとしての演出意図に、必ずや巡り会えるはずです。
オジーオズボーンのカリスマ性を学ぶために、厳選のベストアルバム
さて、今回の本題に入ります。
私自身が歴代のオジーオズボーンによるベストアルバム達の中でも、より一層いや、最も彼の歴史が分かり易いな、と感じたベストアルバムを独断と偏見ながらもここに紹介させていただきます。
というどころか、これがなきゃオジーオズボーンなりの先人としての歴史的価値を語り得ない!! というべく最高傑作です。
というのも、2000年代初頭に発表された、「エッセンシャル・オジー・オズボーン 」なる2枚組のベストアルバムです。
ズバリ!! そこに収録されている最高傑作達としては、1980年発表のソロ第1弾「ブリザード・オブ・オズ」から2001年発表の「ダウン・トゥ・アース」までの、8枚のスタジオアルバム達の中から選曲された29曲が収録されております。
ただし、補足事項としましては、29曲の中にはブラック・サバス在籍時の名曲「パラノイド」を含んだ2曲のライブチューンも存在します。
ここでまずはその第一枚目を紹介していきます。
つまり、これがソロキャリア前半期としての80年代におけるベストアルバムという型になります。
「クレイジー・トレイン」を幕開けとして、「死の番人」等を始めとした、今は亡きランディーローズによる偉大さを堪能できる名曲達がまず1つの聴きどころです。
で、2つ目の聴きどころとしましては、不慮の事故死をしたランディーの後任、つまりオジーオズボーンのソロ2代目ギタリストとなったジェイク・E・リーによる「月に吠える」に「反逆のロックンロール」といった名曲達です。
両曲とも、オジーオズボーンのソロ第3弾のスタジオアルバム「月に吠える」(1983年発表)からのものです。
ちなみにジェイク在籍時の第4弾アルバム「罪と罰」からは、今回紹介しているベストアルバムの中には収録されてはおりません。
その動機としましては、ただ単にオジーオズボーン自身が気に入らなかったから、みたいなところではありましたが、言うまでもなくジェイクによる偉業もまた、高く絶賛すべきであります。
さらに、1枚目の後半期につきましては、正しくオジーオズボーンのソロ史上において、劇的な変革をもたらしたとされる、かのザックワイルドを迎えてのスタジオアルバム第5弾「ノー・レスト・フォー・ザ・ウィケッド 」からの選曲です。
「ミラクル・マン」に代表されるザックのギタープレイのおかげもあって、それまでにはなかったほどオジーオズボーンと言えばヘヴィ・メタル文化の先駆者!! という真実を決定的に証明してくれました。
次は、このベストアルバムの二枚目についての紹介です。
ここの幕開けとしましては、スタジオアルバム第6弾「ノー・モア・ティアーズ」(1991年発表)からの選曲「ママ、アイム・カミング・ホーム」「デザイアー」から始まります。
つまり、90年代幕開けより、このベストアルバム発表当時においての直近のスタジオアルバムまでが対象となっております。
相棒としてのギタリストも、ここではザックではありましたが、実は残念ながらこの「ノー・モア・ティアーズ」発表後に、オジーオズボーンがかのショッキングな引退表明をした時期でもありました。
その後のオジーオズボーンとしましては、いわゆる彼の生涯における「充電期間」であったとされ、この間にも彼は過去には不可能であった、家族との触れ合いの時間を楽しんだりと、充実していた模様です。
しかしそれも束の間、1995年には続くスタジオアルバム「オズモシス」を発表、見事に引退を撤回しました!!
ここからの、このベストアルバム二枚目の後半期における名曲の一つとしましては「ペリー・メゾン」がまず1つです。
その「オズモシス」における音楽性としましても、いかにも当時最先端の技術を駆使したと思しき、ヘヴィなサウンドこそが最大の聴きどころでありまして、これまた改めて「オジーオズボーンこそはヘヴィ・メタル文化の帝王!!」と言わしめるべきところです。
この次の、ベストアルバムの締めくくりに当たる収録曲としましては、スタジオアルバム第8弾「ダウン・トゥ・アース」(2001年発表)からの収録曲達です。
これぞロックの帝王による、新世紀の幕開けである!! 以外の何物でもない、オジーオズボーンが本物であることに対する動かぬ証拠としての、最高傑作達を堪能できます。
オジーオズボーンによるベストアルバムだからこそ分かる、本物の証
今こうして紹介していくうちにも、次第に決定的な学びとして得られた気づきがあります。
というのもズバリ!! ベストアルバムにまとめてこそ、発売当初では気付かなかった、カリスマとしての存在の大きさというものです。
それも今回紹介したベストアルバムにつきましては、丸ごとオジーオズボーンによるソロキャリア、つまりロックの帝王としての歴史的実録がいかにも分かり易かったな、として私なりにおススメさせていただきました。
併せて、こうして長きにわたる歴史的な展望を見渡せるからこそ、このベストアルバムからはいかにその人物が本物であるか、という動かぬ証拠を堪能できるものでもあります。
最も、オジーオズボーン自身による業界的そのものにおけるキャリアとしましては、半世紀を超えたところではあります。
正しくその歴史上において、本物の証とは「教祖として、ファン達を信者化していく」とまでの、飽くなき姿勢を生涯において一直線に貫き通す。
カリスマの資質とはここにあり!! と声高に謳うべく存在としてのオジーオズボーンであります。
今回紹介した二枚組のベストアルバムは、以下よりご視聴いただけます。👇
豊富な作品数を揃えた、自宅でレンタルできるサービスです。
月額制にて、8枚までレンタル可能です!!
まずは30日間のお試しをどうぞ!!