サーベルタイガーなるロック・バンドによる、誇るべき英雄事業
今回は我が国においては、サーべルタイガーというヘヴィメタル・ハードロックを牽引すべくバンドグループの存在を誇るべきという、そんな話題を熱く語っていきます。
元々これから紹介していくサーベルタイガー(SABER TIGER)というバンド自体、実は同じサーベルタイガー(SAVER TIGER)でもXジャパンなどで活躍した故・hideさんが主催していた横須賀のバンドと混同されがちであります。
よって今回紹介する存在については、北海道は札幌を本拠地として、80年代初頭という、全世界的に見てもヘヴィ・メタル文化のニューウェーヴが勃発した、そんな発展途上の時期から活動してきた、いわば我が国にとっても一種の先駆者的存在でもあります。
そして、その中心的人物として、数十年に渡り先導し続けてきたのが、ギター担当の木下昭仁氏です。
この木下さんとは、現在もバンドの中では唯一のオリジナル・メンバーという事ですが、併せてこのバンドにおける1つの着目点としては、北海道という地域を、札幌中心として新たなるヘヴィ・メタル文化の発祥地としてに認知度を広めた、みたいなところでもあります。
またさらに視界を広げて、我が国におけるヘヴィメタル・ハードロック文化の拠点はと言えば、例えばアースシェイカー等のバンドを輩出した、大阪を中心とした関西地区がまず第一にピンと来るところです。
したがって、このサーベルタイガー発祥の札幌と大阪については、愛好家達の間ではそれぞれが北と西の英雄生誕の地としても、熱く語られてきたようです。
つきましてはこれより、この数十年間において、サーベルタイガーなる北の英雄が、いかに進化し続けてきたのか。
みたいなところを、バンドメンバー達による活躍とも併せて、紹介していこうと思います。
サーベルタイガーなるバンドを最強へと進化させた、この孤高なる漢
サーベルタイガーとしても例外なく、この数十年間においては幾度となくバンドメンバーの交代を繰り返しつつ、目まぐるしい時代の変化を行き抜いて来たと言うところです。
言うまでもなく、どの歴代バンドメンバー達の活躍としても、甲乙つけがたいほど絶賛すべきものでして、彼らの存在があったからこそ、サーベルタイガーが我が国における英雄として認められ続けてきたとも言うべきです。
そこでまず今回は、歴代メンバー達の中でも、また私なりに独断と偏見ながらも厳選し抜いたメンバーに焦点を絞りつつ、このバンドによる英雄的な資質というものを、熱く語っていくとします。
ズバリ!! この存在とは、90年代半ばごろに加入して以来、我が国には決してあり得なかったほどの卓越した歌唱力で先導し続けてきた下山武徳氏というシンガーです。
この下山さんこそが、正しくサーベルタイガーなるバンド名に最も相応しいというべく、本来持ち合わせ来た野性味を覚醒させることにより、バンドを最強の地位へと引っ張っていったような中心人物でした!!
ここでまた、視点を変えてお話ししますが、元々我が国における最強のロック・シンガーと言えば、VOW WOWにて80年代に欧州でも大活躍した人見元基氏を決して抜きにして語れません。
よってその元基さんと、後発でバンドの先導者となった下山さんは、ファン達より正真正銘の音楽界における英雄的存在として、語り継がれてきたのです!!
第一に歌唱力そのものからして、声量そして従来の日本ヴォーカリストのイメージとは程遠い、高音域を自在に駆使しつついかにも身を削るようにした、凄味のあるあの歌唱こそが、サーベルタイガーに絶対不可欠なトレードマークとして語るべきです!!
サーベルタイガーなるバンドを最高峰に押し上げた、この超大作
ここで、下山さんが加入第一弾のスタジオアルバムを紹介していきます。
1998年発表の「BRAIN DRAIN」で、まずは音楽性から入っていきます。
ぶっちゃけなところ、少なくとも当時においては音楽性自体からして右に出る者がいない、他の追遂を決して許さぬまでの、「これぞ本物!!」以外の何物でもなかったのです!!
最強というよりも、むしろ孤高と称するのが未だに相応しいほどです。
時代を誰よりも先取りした、あのモダンな重量感のあるサウンドだけでも、全世界のどのバンドからみても従来の日本の音楽文化に対する観念を、ことごとく打ち破るべくものであったはずです。
そして、極めつけは下山さんによる孤高の歌唱で、愚直なまでに此の世のあらゆる場面にて闘い抜いていくという、唯一無二の英雄的なお手本が堪能できます。
まあ、収録曲達のテーマとしては、それぞれ資本主義に対する矛盾感、現実社会に対する葛藤と闘い抜く姿勢、みたいなところが最大の焦点となっております。
以来こここそを原型として、サーベルタイガーが英雄事業を果たしていく展開となっていったのです!!
サーベルタイガーなるバンドを語るに当たり、絶対不可欠な着眼点
よって下山さんが加入以来を機としてサーベルタイガーもゆくゆくヨーロッパや北米ツアーを敢行したりと、一世一代の英雄事業を成し遂げて来てくれました。
ただ、このバンドにおける変遷的には、先ほど話した90年代半ばの飛躍以前においては、ポジジョン的にはどうやらむしろマイナーな扱いを受けていたとも言われております。
という事で、サーベルタイガーは歴史的に見ると、随分回り道をしてきたようなも感じ取れるでしょうが、少なくとも音楽文化を代表すべく孤高のバンドとして、絶大な信頼を得てきたことは、どう見ても疑いようがありません!!
言い換えるなら、成果を出すのにメジャーだとかマイナーという風な、世間的な目は一切関係ない、そんなところを証明してくれたサーベルタイガーでもありました!!
まさにその通りで、現代社会に於いてはなおさら、成果を出して人から信頼を獲得するには、有名無名関係なく、各々が最強の個人ともなるチャンスを平等に与えられていると言われております。
したがってそのための誇るべきお手本というものが、サーベルタイガーという、文化の最前線を常に先導し続ける、孤高なる英雄的存在なのです!
今回紹介した、「BRAIN DRAIN」収録曲始めとしたサーベルタイガーによる最高傑作達については、下記よりご視聴いただけます。👇
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