「西部警察」鹿児島編での悪役はまた、国の征服までを企てていた!!
今回もまた「西部警察」の悪役に関する話題ですが、全国縦断ロケの一環に当たる、鹿児島編から衝撃的な悪役を紹介していきます。
既に「西部警察」においては、仙台ロケにて核テロを企てたアナーキストを厳選し尽くたとは話してありますが、今回の悪役はこれまた孤高と呼ぶに値する、超越的な存在としてお話ししていきたいのです!!
ただでさえ、「西部警察」におけるネタとしましては、装甲車からミサイル、バズーカ砲という風に、それらだけでも警察が取り扱う事件として現実的にはあり得ない次元でした。
しかし!! 実はあれらがむしろ生易しい以外の何物でもなかった、とまで言わしめるような兵器が、この鹿児島編においては登場したのです。
それでは、この秘密兵器というものが、核爆弾でもなければ、一体その正体とは、何物だったのでしょうか。
併せて、それほどまでの秘密兵器を取り扱った悪役達とは、いかなる奴らだったのでしょうか。
との思いを巡らせているうちに、今回もまたまた新発見できるのではないかと、どこかにそんな感覚があります。
よってここら辺を紹介していくためにも、過去にお話しした「西部警察パートⅢ」の鹿児島編を改めておさらいしつつ、悪役達の役どころを見直していくこととします。
「西部警察パートⅢ」鹿児島編での悪役一味との、究極なる攻防戦
ある晩、沖縄は宜野座にて、化学兵器を輸送途中の米軍が何者かに襲撃され、その化学兵器が強奪されました。
また既に、悪役一味の首謀者もロバート・カーソンなる人物であると判明しており、木暮課長をしてもまた、
この度奪われた兵器は、機関銃や拳銃のような、そんな生易しいものではない
とまで言わしめたほどでした!!
実はその正体ですが、第二次大戦中にナチスドイツが使用したと言われている、細菌兵器だったのです!!
我々が普通に手運び出来る、そんな重量でありながら、使用法によっては、日本の全人口の3倍以上にも当たる人間を簡単に死滅させる(!?)、 それほどまでの途方もない破壊力の持主でした!!
無論、ワクチンに抗生物質は一切歯がたたず、つまり死亡率100%、という風なデータでした。
まさに、そのような人類最大の脅威に値する兵器を使用しての、悪役一味による計画とは、ただ単に西部警察署だけでなく、政府そのものまでをターゲットとした規模でした。
※「西部警察パートⅢ」鹿児島編での、悪役一味による一連の計画とは
よってこれより、カーソンを首謀とした、悪役達による犯行計画を追っていくこととします。
幕明けとしては、カーソンの部下より首相宛てに、一千万ドル(当時の相場としては、約25億円)で兵器を買い取るようにとの声明が届きました。
結果政府は犯人の要求を呑んで、指定の金額支払いを決議したのではありますが、取引はどうであれ、国が壊滅させられることを考えたら、この金額は容易いものでした。
悪役一味としてはその地理的に恵まれた条件をも活かしつつ、九州の南端に当たる鹿児島にアジトを構えつつ、宮崎県に熊本県、その次は大分県という風に、順に日本列島を北上してばらまいていく。
という、何とも言えぬ恐怖の手法で、日本を壊滅させようとしていたのです!!
また一方では、一足先に西部警察署を出て博多、そして鹿児島の被害者の婚約者の元へと向かっていた大将(山県刑事)による捜査を皮切りとして、大門軍団による捜査もさらに加速していきました。
それでもなお、この細菌兵器さえあれば、警察や国家の権力も、何1つ怖いものはない、というほどまでに構えていた悪役一味でした。
後ほど、鹿児島県警と大門軍団により、桜島のアジトの場所をあぶりだされるも、悪役一味は地雷装置で次々と県警車両を爆撃すると共に、大門軍団とも超絶なデッドヒート場面に突入して行きました!!
遂に追い詰められ、逃げ場のなくなったカーソン達悪役一味でしたが、ここまで来るとどのみち、あの細菌兵器を持ち出さずにはいられなくなってしまいました。
大至急兵器を取り出した悪役一味は、大門軍団に向けて細菌兵器のボンベを噴射、これにて究極なるデッドヒートが展開されたのです!!
一方防護服で武装した大門軍団も最終手段として、サファリの放水により防御、結果悪役一味は誤爆と共に自らが奪った兵器により、雄大な桜島山を背景に壊滅してしまいました!!
よってこれにて、「西部警察パートⅢ」鹿児島編における、一国の存亡を懸けた、悪役達との攻防戦は壮大かつ超絶なクライマックスを迎えました!!
「西部警察」での悪役とは、世界をも股にかけた大きなスケールでした
実は今回紹介した、カーソン達悪役一味のその生き様とは、古今東西のテロリストだけでなく、例えば世界的に名を残すべく、一国の独裁者にも精通するものがありました。
第一にナチスドイツが使用したとされていた細菌兵器を使用したほどですから、ここからもヒトラーだけでなく、文字通り悪役としての生き様と称するに相応しかった、そんな政治的指導者も連想されていきます。
それこそがまさにあのキムジョンウンだったり、湾岸戦争の際に世界に名を売ったサダム・フセイン、てなところでしょうか。
さらに今回の話題を広い視点で見つめるなら、「西部警察」における悪役とは、即ち世界をも股にかけた、それほどまでの規模の大きな存在であったとも教えられました。
よって、あなたにもこの「西部警察」なる一大英雄事業が、従来のイメージよりもはるかに壮大なスケールであることを知っていただければ、何よりだと思います。
今回紹介した「西部警察パートⅢ」は第17話「吠えろ!!桜島山 ‐鹿児島編‐」のご視聴もまた、下記より可能です👇
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