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「トラック野郎」ワッパ勝負の名場面はこの作品における一大スポットっとしてひとえに言っても実にピンキリではあり「どれがナンバーワンか?」と聞かれたら思わず黙ってしまうほどであります。 「トラック野郎」ワッパ勝負においてはライバルとして認知され続けて来た10名の漢達だけでなく、実質的には桃次郎にワッパ勝負を挑んだトラック野郎達は言わゆる「脇役」的なポジションの人物にまで至ったのでした。 言うなれば桃次郎の航海途中にワッパ勝負を仕掛けた大型ダンプの運ちゃんに第4弾「天下御免」のオープニングを飾った、女トラッカーは姫だるまを中心としたミキサー車軍団。 よってかくいう奴らが出演してくれたお陰もあって、我々は「トラック野郎」シリーズを決して飽きることなく堪能できた、といっても過言ではありません。 というよりいや、「トラック野郎」においては常にワッパ勝負は付き物であった、みたいな言い方が相応しいかも知れません。 そんなこんなでとりあえず今回としましては歴代ライバル10名の中から1名だけ厳選し尽くしたこの漢との、ガチなワッパ勝負を劇的に紹介していきます。 「トラック野郎」ワッパ勝負で曲者だったのはこの漢です!! というより「トラック野郎」史上におけるワッパ勝負とは歴代10名のライバル達よりコイツを抜きにしては語り得ないな、ってところであります。 ついてはそれがまたまた孤高でダイナミックなことこの上なき存在として上辺だけでなく「流石は桃次郎とガチンコ対決しただけあるな!!」と思わせられる、生粋な奴であるという事です。 という事でズバリ!! 「トラック野郎」史上10名のライバル達の中で厳選し尽くした1名とは、第3弾「望郷一番星」におけるカムチャッカという漢とのワッパ勝負です。 これがいきなり!! 奴が初登場してから桃次郎とはド派手なぶつかり合いだったのでした。 それももとよりこのシリーズの舞台は北海道であったという事からも、カムチャッカなるライバルとの対決は以前のシリーズになく豪快を極めた一大場面でした。 てことでまずはカムチャッカが桃次郎の前に正々堂々と出現した場面から熱く語っていきます。 トラック野郎達の憩いの場所であった釧路のドライブインに突如現れたカムチャッカ。 そこでしょっぱなから桃次郎と奴の拳での格闘が開始されました。 これだけでも豪快であったには変わりないのですがここへいきなり「たった今水揚げされた40tの鮮魚を後6時間以内に札幌の市場まで運んでくれ!!」とある荷主が駆けこんで来ました。 この1件により自体は急展開、桃次郎とカムチャッカが20tずつ荷を折半してのワッパ勝負を兼ねた追っかけがシリーズの前半より火蓋を切ったのでした!! で、このカムチャッカというライバルの愛車についてですが、荷台には広大なオホーツク海に吠える巨大なシロクマが描かれたアルミバンのトレーラであり、さすが深夜の北海道を爆走するシーンは途方もなく圧巻そのものでした!! それはそれは一番星としてもいきなりこのワッパ勝負の前半より奴に圧倒されっぱなしでいかにもダイナミックを極めましたが、次第に2名によるデッドヒートは過熱していったのでありました。 「トラック野郎」でのこのワッパ勝負の恐るべき結末とは かくしてカムチャッカ対一番星による予想を遥かに裏切るべくワッパ勝負のデッドヒートにおいては、やがて一番星が次第に優位に立つ展開へとなりました。 ここまで来ればもう終点の札幌まではひとっ走りかな、と思われましたが気が付けばまたまた意外な展開も待ち受けていたのでした。 一番星が「札幌170キロ」という地点を通過した辺りでは既にこのワッパ勝負はカムチャッカを圧倒的に突き放したかのようでした。 がしかし同時にカムチャッカは「札幌98キロ」(!?)という標識を目の当たりにしており、てことはもうこの時点では勝負が一目瞭然だったのでした。 結局このワッパ勝負においてはわずか15分の差でカムチャッカの勝利、さすがは地場の地理を知り尽くした奴にはかなわなかったな、という感じでした。 それだけではありません。 カムチャッカより桃次郎に対して意外なセリフも飛び出しました。 「いいか、トラック野郎ってのはワッパの早回しだけが能じゃない。日本中どんな脇道も頭に叩き込んでこそ、一流のトラック野郎って言えるんだ」(!?) と、ナンバーワンのトラック野郎であったはずの桃次郎が逆にライバルより鋭い指摘を受けた、そんな決定的場面でした。 よってこのワッパ勝負では桃次郎もさすがに奴に対しては反論の余地なく、潔く負けを認めたのでした。 元より「トラック野郎」とは歴代ライバル達とのワッパ勝負に拳でのぶつかり合いを経てゆくゆくは信頼関係を築き上げる、と私は何度も何度もメディアにてしつこく語り続けては来ました。 ⇒カムチャッカのライバル性については、こちらにも語ってあります 「トラック野郎」のあのワッパ勝負を経て芽生えたこの助け合いの関係 で今回のカムチャッカとのワッパ勝負こそ「トラック野郎」史上最もダイナミックで圧巻な勝負場面として改めて今激熱にお話ししているわけです。 それも前述の通り奴は桃次郎にトラック野郎としての心得を教えたというだけあってか、最終の爆走航海でも「流石は超一流のトラック野郎だ!!」とうならせるほどでした。 この爆走航海としても釧路~札幌まで40t積んで走ることになり今回の持ち時間はわずか5時間、という型でした。 この仕事を最初に名乗り出たのが実はカムチャッカであり奴は「お前には行かせんぞ」と桃次郎を足止めするも不意を突かれて結局一番星が引き受けることに。 それでもワッパ勝負で一度は一番星に勝利した実力派のカムチャッカだけあって、奴は一番星に徹底的にコミットした型でしきりに無線での案内を欠かすことありませんでした。 一方の一番星と言えばさすがに負けたプライドが許さなかったのか奴の指示を振り切りつつも老朽化した吊り橋を走破したり難関突破しながら、あくまで札幌目指して一直線に爆走中。 こんな一番星を支援すべくカムチャッカは一番星のバースト防止の為にタイヤ交換したいので何度も停止させるよう、仲間のトラック野郎達に支持を飛ばし続けました。 にも拘らず一番星は一旦停止の余裕もなくぶっ飛ばし続け、どうしても止まらないと悟ったカムチャッカとしても思わぬ奇策を発案。 というのも今度は中継地点で待機のトラック野郎達に指示して一番星の札幌へのルートとなる国道に水を撒いてタイヤを冷やす、といった作戦でした。 その甲斐あってか一番星は無事時間内に荷を札幌まで届けることが出来、この爆走航海を終えると共にまるで完全燃焼を尽くしたかのように、タイヤは豪快にバーストしてしまったのでした!! ⇒「トラック野郎・望郷一番星」での爆走航海は、こちらよりどうぞ 「トラック野郎」ワッパ勝負で本物とは何か、を教えたカムチャッカ 繰り返しになりますが桃次郎も立場上カムチャッカには譲れないプライドというものを隠し切れず、爆走航海のクライマックスでは奴を振り払ってまで一世一代の大仕事を成し遂げようと突き進みました。 まあこれも「実録派」としての桃次郎なりの生粋な生き様であることには変わりありませんが、同時に彼はカムチャッカに対してもあくまで最強なるライバルとして一目置いてきたには変わりなかったのでした。 というのも桃次郎が今回紹介したワッパ勝負でカムチャッカより超一流のトラック野郎としての心構えを教えられたからこそ、あれほど無謀な爆走航海を成功させられたのです。 この真実を桃次郎は口先だけでなく、不器用ながらもあくまで実直なまでの決断力をもってして実証しえたのでした。 言うなれば カムチャッカよりワッパ勝負で教えられたことを、今度は天下無双の桃次郎が示してやる と言わんばかりの心意気がそれまで以上に芽生えたというべきでした。 これも桃次郎が一度はワッパ勝負で負けを認め、自らの弱点を彼なりに克服したからこそだったのです。 ついては何を成し遂げるにおいても今回紹介した「トラック野郎・望郷一番星」でのワッパ勝負のように、互いにガチで切磋琢磨出来るライバルが存在するという事は、本物を手に入れて自らのモノにできる最高な環境なのです。 今回紹介した「トラック野郎・望郷一番星」でのワッパ勝負は、下記よりご視聴可能です👇 名作ぞろいのU-NEXTなら、31日間お試し期間付きで、ポイントも有効活用できます!!... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]今回は「トラック野郎」における話題をこれまた熱く語っていくことにするのですが、中でも桃次郎の出世に一躍果してくれたライバルのトラック野郎達に焦点を当ててお話ししていくとします。 こうしてまたまた飽きもせずに「トラック野郎」関連の話題をアンコールさせていただく型になるのですが、言うまでもなくライバル達との派手でガチな対決も、見る者達のハートをより一層過熱させていったハイライトスポットではありました。 名物となったワッパ勝負から果ては拳同士での格闘と経て、ゆくゆくは互いに和解し助け合う信頼関係を築き上げていく、という運びになっていくのでした。 よってこここそがただ単に「トラック野郎」においてはアクションシーンやワッパ勝負のカッコ良さ、みたいなものに完結するところではなく、あくまでライバルとしてもまた主人公の桃次郎と共にそれぞれがお手本をしめしてくれた、というべきであります。 即ち10作における10名のライバル達が各々異なるカラーを所有しつつも、最終的には桃次郎にとっては心強き味方となって手を差し伸べてくれる。 かくいう視点より、「トラック野郎」におけるライバルを今回は2名厳選した上で、それぞれによる最高に熱くカッコ良き生き様を語っていくとします。 「トラック野郎」のライバルとして、潔きこの漢による生き様 早速ではありますが、「トラック野郎」のライバルとしてカッコ良き生き様を厳選したい漢とは、シリーズ第2弾に登場したボルサリーノです。 ザッと彼のカラーについて説明しますが、マフィア風のスーツを身に纏い、仲間を数名連れて桃次郎に挑んだ大型ダンプの運転手でした。 キャストは「北の国から」でも名の知れた(田中)邦衛さんであり、あの特有なアクの強さが売りの名優でした。 先ほど彼はライバルとして桃次郎に闘いを挑んだ、とは言いましたがこのきっかけは元々桃次郎の相棒のジョナサンに対する因縁でした。 元々ボルサリーノ達の故郷はみちのくでして、そこで彼によるいかにも訳アリな生い立ちが暴露されていく運びとなりました。 というのも彼は18歳の時に貧困な家庭を支えるために資産を売り払ってトラック野郎の道を選びました。 その生涯においては当時「花巻の鬼代官」なる異名を馳せていた岩手県警のジョナサンに目の敵にされ追い込まれた、とのことでした。 これに果てしなき因縁を抱き続けて来たボルサリーノはトラック野郎に転身したジョナサンを追いかけて遥々姫路のドライブインまで決着を付けに来たのでした。 彼はジョナサンに対し、 「お前も俺と同じとトラック野郎なら、ワッパで勝負を着けてくれ!!」 と申し出、元々ライバル視していたのはあくまでジョナサンでした。 よってこの礼に応えるべくジョナサンも正々堂々と勝負を受けて立ったかのように思えました。 がしかし、結局は桃次郎がジョナサンを阻止して替わりにワッパ勝負を受ける展開になりました。 にも拘わらずジョナサンとしても己のプライドが許さず、何と!! 桃次郎とのワッパ勝負の最中に割り込んできたのでした。 結局これにてワッパ勝負は中断、ジョナサンも自身に報いてくれたと悟ったボルサリーノは潔く負けを認め、その場から身を引いていったのでした。 そしてラストの桃次郎による姫路~長崎市までの爆走航海においては、彼を警官隊の追跡より防御し支援したのでした。 よってこれがライバルとのぶつかり合いの果てに芽生えた信頼関係の名場面だったのです。 ⇒邦衛さん演じたライバルはボルサリーノによる生き様もこちらをどうぞ 「トラック野郎」ライバルで、桃次郎を劇的に飛躍させたこのライバル 今回の冒頭にて「トラック野郎」におけるライバル達は桃次郎の出世に一役買ってくれた、とは言いましたが、今から紹介するライバルこそがそんな代表的存在として絶対不可欠である、として語っていきたいのであります。 元々「トラック野郎」の大衆による印象とはあくまで娯楽的な要素が強く、70年代当時においてはオイルショックにも伴う景気低迷等で悩んでいた民衆を活気づけるべく、むしろコミカルな場面も重視されてはおりました。 そんな作風の一方ではまた無論派手なアクションシーンも最高な見どころだったのです。 ついては「トラック野郎」において本格的な怒涛のアクションシーンを熱演してくれたライバルとしては第5弾に登場したジョーズ軍団のリーダーは新村譲治について劇的に紹介していきます。 というのもこのライバルこそが今まで桃次郎と対決してきた歴代ライバル達とは決定的に異質な手強さ、みたいな存在だったのです。 元は譲治をリーダーとしたジョーズ軍団とは桃次郎のトラック野郎仲間達から恐れられ続けて来て、なんせ譲治を演じたタレントが当時より既に国内外問わずアクション界で最強と認知されてきた千葉真一氏(以下千葉ちゃん)だった、というのも決定的でした。 ワッパ勝負は言わずもがな、桃次郎との格闘シーンでのあのキレの鋭い動きがまず何よりでした。 結果このライバルも例外なくぶつかり合う事で桃次郎との間に信頼関係を生み出し、最終の爆走航海では彼に道を開けるために警官隊の囮となったのですが、ここでのアクションもまた流石千葉ちゃん!! というべきなまでに決まり切っていました。 そうなんです、この千葉ちゃん演じたジョーズこそがそれまでには無かったようなずば抜けたライバル性により桃次郎の大出世に重役を果し、これにて「トラック野郎・度胸一番星」は第5弾にしてアクション超大作へと躍進したのでした。 ⇒千葉ちゃん演じたジョーズ軍団の生き様もこちらよりどうぞ 「トラック野郎」ライバル達は最高にカッコ良く、永遠に不滅です!! もしやあなたもご存知か分からないですが、今回紹介してきた「トラック野郎」でのライバルを演じた邦衛さんに千葉ちゃんは2021年のコロナ禍真っただ中に天へと旅立ちました。 まあ、お二人とも既に80歳は超えていて言うまでもなく決して不幸な最期を迎えたわけでなく、世の多くの漢達に愛されながら旅立っていったのでした。 もはや年代的には「トラック野郎」はじめ昭和の一世代を築き挙げて来た漢達は既に第一線より引退している状況にはあります。 それでもカリスマ継承漢としましてはあくまで「カリスマと称するに相応しい、先人達による叡智を後世に語り継ぐ」立場として、「トラック野郎」等々の最高傑作達をこのまま過去の歴史に埋もれたままにしたくはないのです。 しかしかといって、「あの頃は最高にカッコ良かったなあ・・・・・・。」みたいな感覚に入り浸りしたままでは終わらせたくありません。 ついては過去に邦衛さんや千葉ちゃん、そして文太兄いらがこれでもか、とまでに示してくれた手本をここぞ!! という勝負時に限らず、日頃のあらゆる場面において何らかの型で活用していく、というのが相応しいところであります。 かくいう姿勢を踏まえた上で、「文太兄いおらずとも桃次郎は不滅なり」及び「邦衛さんそして千葉ちゃんおらずともライバル達は不滅なり」として、継承漢は今後も「トラック野郎」という永遠に不滅な歴史的資産を語り継ぐことを止みません。 今回紹介してきた「トラック野郎」におけるライバル達の生き様は、こちらよりご視聴いただけます👇 名作ぞろいのU-NEXTなら、31日間お試し期間付きで、ポイントも有効活用できます!!... Read More | Share it now!
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