「西部警察」の悪役を厳選し本物の勝負とは何か? を語ります
「西部警察」史上の悪役とは言うまでもなく実にピンきりでこれまたどの悪役から紹介していこうか大変迷うところではあります。
この度はとりあえず悪役を2名に厳選の上タイトルの如く「本物の勝負とは何か?」を訪問者さん達と共に訴求できる機会にできれば、との想いを込めて激熱に語るとします。
「西部警察」とはもとよりあのスケールからして如何にも「現実から見たあり得なさ」が、多角的な視点より語られてきました。
それゆえに悪役達も大門軍団とデッドヒートを展開できるほどの凄腕であることは一種の必要条件ではありました。
まず元来の悪役という代表的なイメージとしましては刑事物語の視点からピンと来るのは暴力団関係者に象徴されるべく厳つい、強面なところが不可欠でしょう。
無論「西部警察」にもかくいうキャラの悪役達は定番的な存在として不可欠ではありました。
確かに「西部警察」に限らずその類の悪役達はどの刑事物語やハードボイルドな歴史的最高傑作においては定番中の定番でした。
またここにも例えば暴走族上がりのいわゆる「アウトロー」出身キャラな悪役達も凄味のある魅力はありました。
がしかし、今回厳選し紹介する「西部警察」の悪役達は以上のようなイメージに完結しない、というかむしろ従来の悪役のイメージを決定的に覆してくれたような漢達だったのです。
「西部警察」の悪役として最も孤高なカッコ良さを貫いたのは奴でした
そうなんです、今から紹介するこの漢こそがズバリ!! 「西部警察」史上における悪役の中でも群を抜いて差別化すべく孤高なる生き様を絶賛すべきところです。
というのも奴こそが「西部警察」史上最も大胆不敵な態勢で団長とのガチンコ勝負を実現させた悪役だったからでした。
それも西部警察署の団長用車両「スーパーZ」をまるで本物であるかのように製造し、団長にレースで勝つためだけに生涯を捧げた元レーサーでした。
この漢の名は深町というレーサーであって切欠は奴が団長に交通違反で検挙され、レーサーの栄光を奪われたと逆恨みした一件でした。
以来奴は団長に勝つために業を煮やしスーパーZの情報に詳しい大手コンピューター会社の優秀なエンジニア、そして最高のマシンを製造するだけの凄腕なメカニックという風にブレインを調達。
かくして偽スーパーZ製造に成功した後深町は見せしめに銀行強盗、そしてマシンを製造したとされる整備工場を口封じのために襲撃したりと、西部警察署をこれでもか、と挑発し続けました。
奴を追跡した大将に純らも「あれは決して暴走族まがいな素人ではない」とさすが元レーサーの深町の腕には戦々恐々。
奴はゆくゆく団長宛てに「あんたとレースで勝負がしたいのさ」と奴は無敵極まりなき声明を。
この一件の果ては富士スピードウェイにて団長とある白昼に一騎打ちという展開でした。
さすがは深町「どうした、それが限界か?」と駆け出しよりいきなり優位に立ち続け、一方の団長は冷徹にじわじわと奴を追い詰め続けました。
かくして最終的に深町は冷静さを失ってあわや壁に激突、という型で団長に敗北も、名悪役として決して恥じることなき最高にカッコ良き最後を飾りました。
というのも団長に「さあ、俺を撃て!!」と潔くライバルの勝利を称えたからです。
まさに奴は悪役というジャンルに完結することなく、あそこまで来れば大門軍団にとっての生粋なるライバルの次元で語り尽くされる英雄です。
「西部警察」での悪役としてはこの漢こそが抜群に有能な戦略家でした
今より紹介する「西部警察」史上最高な名悪役もまた、あり得ないスケールの大きさと誰もが足元に及ばぬ鋭い頭脳の持主として絶賛すべきです。
奴こそが仙台にて核爆弾テロ(!?)を主犯の滝沢の右腕としてあの高度な知能の限りを尽くして計画し、その飽くなき信念に殉じた最高にカッコ良き悪役でした。
男の名は伊庭といって中里助教授とは原子物理学を通じて大学での知り合いで、その中里先生を利用して核爆弾製造を成功させて行ったのでした。
これにより「俺達は未だ人類史上誰もが為し得なかった、大規模な事件を現実のものとする!!」とまでに、見事に「西部警察」史上前代未聞なことこの上なき悪役として名を馳せるべく漢だったのです。
もとよりその核爆弾製造を現実化させるほどの知能の持主であったことから言うまでもなく奴こそが悪役として本物のあるべき姿なり、と称すベきなのです。
ただでさえ切れ者であった伊庭は高濃縮ウラン始めとした原材料だけでなく、人材の調達から扱い方までもはやお手本的なものでした。
よって奴は「西部警察」においては「悪役=有能」を最も分かり易い型で実証した漢なのです。
一方伊庭のキャラ的には厳ついやんちゃ者みたいな悪役のイメージとは対極的ないわゆる「オタク、がり勉、陰キャ」みたいなところで、これだからこそ奴は唯一無二な悪役として一層強烈なインパクトを与えてくれます。
話は戻りますが前述の深町のキャラとしても肉食系男子の陽キャ、でありながらも貴公子的な好青年という印象でこれまた「西部警察」においては唯一無二なカラーではありました。
結局伊庭は大門軍団に追われ日産サニー宮城の屋上からダイブして息絶えるも、あの人類史上有り得なかった大事件を起こすための飽くなき信念に殉じた、最高にカッコ良き悪役でした。
⇒仙台ロケでの核テロ計画はこちらでどうぞ
以上この度は「西部警察」における深町に伊庭という2名の孤高なる悪役を絶賛紹介しましたが本記事を通じて、
本物の勝負とは何か? という答えについては「西部警察」の悪役達に習え
というべき教えを悪役・味方の枠を打ち砕いた視点より訴求していきたいのです。
今回紹介した「西部警察パートⅢ・仙台爆破計画後編」は、下記よりご視聴いただけます👇
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