「トラック野郎」車種としてダイナミックの極みはコレ!!
「トラック野郎」の車種でも今回はライバル車としてダイナミックなトレーラーを厳選して熱く紹介していきます。
「トラック野郎」でライバルの車種にトレーラーがモデルとなったのは第3弾「望郷一番星」でのカムチャッカ丸に第10弾「故郷特急便」での龍馬号が愛好家達の中では代表的です。
このダイナミックな車種とはズバリ!! 日野自動車のトラクタに使用されてきたとして認知の高かったモデルです。
それは「トラック野郎」が放映された以前の70年代初頭はオイルショックの前から既に量産されていた車種でした。
あれからまだまだ経済の発展と共に国内の自動車貨物による輸送量が右肩上がりになっていくであろう、という風な風潮が強かったご時世に発表されただけあって、いわゆる4大メーカーの中でも一際孤高なダイナミックさを演出した車種でもありました。
これほどまでの最高傑作としての一大車種なだけに「トラック野郎」出演の名車のモデルに採用されたのも、言うに及ばず必然というものでした。
よって今より「トラック野郎」にこのダイナミックの極みが演出された車種が用いられた名車がライバルとして登場の名場面を交えつつ、熱く語っていきます。
「トラック野郎」車種でこれが使用されたライバル車出演の名シリーズ
「トラック野郎」に出演のあのダイナミックな車種は一般的に日野HEとの名称で認知され続けて来ましたが、早速この車種がトレーラーとして出演した上記の2大シリーズについて紹介していきます。
まず1作目は第3弾「望郷一番星」でのカムチャッカ丸出演の名場面より入っていきます。
ここでのライバル・カムチャッカ丸に乗っていたのは大熊田太郎次郎左衛門と名乗る男で、主人公とは北の大地を舞台にダイナミックを極めたデッドヒートを展開してくれました。
荷台の箱荷にはオホーツク海に吠えるシロクマが描かれておりました。
まさしく日野HEがライバルの車種として使用されるには最高なことこの上なき一作であって、一番星号と20tずつ荷を積んで釧路から札幌まで追っかけ兼ワッパ勝負を披露してくれた名場面には例えようなき凄味に終始圧迫されっぱなしでした。
しかも一番星に圧勝したライバルで主人公に対し「一流のトラック野郎とはワッパの早回しだけでなく、全国どんな脇道も頭に叩きこんどくもんだ!!」と教えたほどの凄腕でした。
そしてこの車種が出演の2作目はライバルに龍馬号が出演し、結果的に「トラック野郎」最終となってしまった第10弾「故郷特急便」でした。
南国土佐を舞台に一番星といきなりOPからガチのデッドヒートを披露し、荷台の箱にはロケ地の英雄的存在としての土佐闘犬び龍馬様がこれまたダイナミックに描かれておりました。
これぞまさに「トラック野郎」の正々堂々な完結をダイナミックに飾ったに決して恥ずかしくない名車であり、そこにも日野HEという車種が採用されたのもなおさらでした。
以上のような感じで「トラック野郎」名場面をダイナミックに演出してくれた日野HE型でしたがもはやこの傑作車種は第一印象だけでも日本車であること自体を疑わざるを得ない。
と称するまでの車種が70年代の日本でも既に量産され、今日にも決して劣らぬスペックの持主でもありました。
「トラック野郎」車種で日野HE型使用の名車に見るあの時代の史実
今回は「トラック野郎」に日野HE型という車種がダイナミックに出演しました、としつこく語って来た私ですが、ここではまた「トラック野郎」なる最高傑作があの時代に残した史実たるものも説いていきます。
何といっても「トラック野郎」主人公の一番星と勝負させるに当たって日野HE型というダイナミックな車種の採用は、常に自分よりも強いライバル達と闘い続ける場面をより決定的に演出する以外の何物でもなかったのでした。
最も「トラック野郎」のライバル車に採用されてきた歴代車種を見直してみても、日野HE型がどれほどまでの強力なカラーの持主であったかが一層よく分かります。
70年代のあのご時世とは今まで幾度となく語っては来ましたが、「トラック野郎」が世に送り出された時点では既にオイルショックに突入しており、戦後初の経済成長がマイナスを記録したような情勢でした。
よってこの冷え込んだ大衆達を盛大に盛り立てるべく立ち上がったのが「トラック野郎」発案者として名乗りを上げた欣也さん、そして彼に導かれていった文太兄い達といった面々でした。
そんな最高傑作における名場面の中でも車種にも目を向けて見ることで今回紹介した感じのライバル車とのデッドヒートを生き抜く主人公の生き様を見直し、ここから学ぶための何らかの史実が得られる。
繰り返しますが「トラック野郎」のライバル車に日野HE型というダイナミックな車種が採用されたことで、全国最強として誇りを持ち続ける星桃次郎がより一層出世していくための切欠づくりとなりました。
これまた当時の大衆を盛り立てるというところに完結せず、古今東西において我らにも常に挑戦し続ける生き様を発信してやまない。
みたいなところも「トラック野郎」が残した決定的な史実だったのです。
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