「トラック野郎」ヒロインとして、熾烈な戦いに華を添えるこのキャラ
「トラック野郎」ヒロインの中から今回もまたまたタイトル通り、熾烈な戦いに華を添えるマドンナ的な存在を紹介していきます。
「トラック野郎」でのヒロインとして本サイトではあえて一番星にとっての恋の憧れ的存在というより、むしろ女トラック野郎に関しての話題が目立ちました。
遠回しになりますがそれは「トラック野郎」におけるヒロインとは、あくまで主人公にとっての恋愛対象に限ったことではありませんよ、と伝えたかったというのあったからです。
次いでに「トラック野郎」ヒロインとして恋愛対象を取り上げるなら、例えば第6弾「男一匹桃次郎」における小早川雅子を、健気でかつカッコ良き文武両道な女性像として語ってあります。
転じて今回は「トラック野郎」でのヒロインとしての典型例に第4弾「天下御免」に登場した我妻和歌子という、古き良き日本女性を代表すべくキャストの人間模様を紹介していきます。
元々このヒロインが登場した第4弾シリーズとしては、他の「トラック野郎」シリーズにはなかったような、泥臭くアクの強いキャスティングが異様に目立ったな、という印象が強かったのです。
故にその和歌子という女性はまさに泥臭いキャスティングに華を添えるヒロインとして、無くてはならない存在でした。
ついては今より「トラック野郎」ヒロインは第4弾「天下御免」にて主人公の恋愛対象となった我妻和歌子を紹介していきます。
「トラック野郎」ヒロインは我妻和歌子を取り巻く意外な相関関係
まず「トラック野郎」ヒロインは我妻和歌子を演じた女優としては「水戸黄門」なんかでのお色気シーンが高く認知されている由美かおる先生でした。
「トラック野郎」シリーズにヒロインとして出演時この由美先生は20代半ばでして、以来歳を重ねてもあの素晴らしいプロポーションを、「トラック野郎」出演時となんら変わることなく維持してきた事でも有名でした。
まさに「トラック野郎」に限らぬ歴史的最高傑作においても名物ヒロインを演じ続けてきた、一種の「カッコ良く年を重ねる女性の合わせ鏡」でもあり続けました。
で、この和歌子が「トラック野郎・天下御免」にて初登場したのが四国は八十八か所巡礼姿での、一番星との初対面でした。
しかもいきなりこのヒロインと遭遇した場所がお寺のトイレであって、実はあの時一番星は航海から帰りの道中で出会った女子大生を同乗させ、途中で便意をもよおして立ち寄った場所だったのです。
まさに「トラック野郎」ならではの品性お下劣な一場面としてこれまた絵になる典型的シーンでして、この場面がむしろ余計にヒロインとして和歌子の存在を大きく目立たせた、というべきでもありました。
和歌子はヒロインとしてあくまで一番星だけの憧れの的ではなく、ジョナサンが一目ぼれしてトラックに同乗させてしまったこともあるくらいです。
後に和歌子は倉敷は国道2号線沿いのドライブイン「かざぐるま」でウェイトレスとして働くようになっていました。
ここでまた和歌子は一番星としょっぱなからワッパ勝負でド派手にぶつかり合い、ノックアウトした女トラック野郎は姫だるまこと須田雅美の、高校時代におけるバレー部の先輩であることも分かりました。
そうなんです、このヒロイン同士のコントラスト自体からしても、「トラック野郎」における意外な相関図であったと共に、より一層「アクの強いキャストに華を添える健気なヒロイン」としての和歌子の存在を際立たせる演出でもあったのです。
「トラック野郎」ヒロイン・我妻和歌子を救ったのは、この意外な人物
「トラック野郎」ヒロインとしての我妻和歌子としても、実は身内が経済的に深刻な問題を抱えていました。
和歌子の母が女手1つでミカン山を切り盛りしていたが倒れてしまったため、300万もの借金を背負う羽目に。
このヒロインに初対面より恋焦がれて来た一番星は何とか彼女を救おうとして、時には消費者金融に「金貸してくれ、この飾りだけで3千万円かかってるんだ」と食って掛かったことも。
で最終的に和歌子を救うのに一役買ってくれることのなったのがライバルとしてかつてド派手にぶつかり合ったコリーダこと須田勘太でした(実は奴、姫だるまの実の兄でした)。
宇和島で闘牛使いをしている奴の牛「勘太山」に賭けてみることになり、一番星とそのトラック野郎仲間達によるひたむきな信念も実り勘太山が勝利。
よってこのファイトマネーから和歌子の実家の借金の返済に充てることに成功しました。
配当金を渡す際に和歌子に告白した一番星は残念ながら恋は成就しなかったものの、和歌子と先輩の伊沢との中を暖かく見守った一番星でした。
よって「トラック野郎」ヒロインは第4弾「天下御免」における我妻和歌子の役どころをまとめ上げます。
もとオープニングよりいきなり女子プロレスラー演じる女トラック野郎は姫だるまといい、さらにその兄でライバルの闘牛使いはコリーダとのガチンコ対決といい、終始汗と泥臭い死闘の印象が強い1シリーズでした。
まさしく、あれほどまでの熾烈な戦いの連続に華を添えてくれてきたのが、この我妻和歌子を代表とした「トラック野郎」でのヒロインであった、という史実だったのです。
転じて「トラック野郎」のヒロインとは、あなたにとっても日頃における職場でのストレス等を保養してくれる、まあそんな存在なのかもしれません。
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