菅原文太兄ぃを追悼し「トラック野郎」を改めて見直します!!
菅原文太兄ぃ没後数周年後の私にとっての「トラック野郎」
本サイトにおいては、うんざりするまで「トラック野郎」について語っているこのカリスマ継承漢ですが、2019年における「トラック野郎」完結40周年を語った次いでに、またまた直近の重要な節目というものを思い出しました。
まさにこの「トラック野郎」の主人公を務め、大衆にとっての英雄の座に君臨し続けてきた、菅原文太兄ぃが2014年11月28日に御年81歳で永眠してから、早くも数年もの月日が無情に流れてしまいました。
という事で、今回は菅原文太兄ぃが主に代表作である「トラック野郎」を通じて、その生き様から本当に我々に伝えたかった真実とは何か、という課題を、少しでも解いていければと思います。
まず始めに、今からちょうど5年前と言えば、菅原文太兄いの前には、高倉健氏や「トラック野郎」の監督を務めた鈴木則文氏という盟友達の訃報が相次ぎました。
更にその菅原文太兄いの訃報から約半年後には、相棒のジョナサン役を務めた愛川欽也氏が病死という風に、次々と一世一代の名を馳せてきた英雄たちが、まるで天国へと導かれるような型で、それぞれの誇り高き生涯を全うしたのです!!
そんな今日この頃として、「トラック野郎」を振り返るたびに、そして何より菅原文太兄いの生前を見直すたびに、私がふと感じたことがあります。
完全燃焼し尽くす生き方とは、何ぞや
みたいなところです。
今日のように汲汲としたご時世においては、中々そう簡単にこの課題に対する答えは、見つかりそうもないでしょう。
しかし、だからといって冷めてしまっては、天国へと旅立った菅原文太兄いのみならず、かつて「トラック野郎」にて粋な役どころを演じてきた英雄達が悲しむ、というものです。
という事で、どうせ「トラック野郎」と、その主人公を務めた菅原文太兄いの生き様を語るなら、私と共に粋に潔くいきたいものであります!!
菅原文太兄いが「トラック野郎」の桃次郎で、本物のカッコ良さを説く
ここまで言ったなら、菅原文太兄いが「トラック野郎」での主演を通じて、生前我々にとって説いてきたあるべき姿とは何か、という課題に行きつくという感覚です。
ズバリ!! ここで言ってしまいますが、
不器用でひねくれ者ながらも、人から愛され、そして信頼される存在
こそが、菅原文太兄いが示したかった、本物の人物像ではないでしょうか。
最も、菅原文太兄いと言えば、「トラック野郎」と勝負すべく代表作である任侠映画「仁義なき戦い」でもその名を高きものにしましたた。
またまた、これらの代表作を語るに当たっては、菅原文太兄いが某週刊誌のインタビューにて、
百姓であれトラック野郎であれ、各々がそれぞれの定めの中で生きている
という風にも語っていたのを覚えております。
勝手ながら、この菅原文太兄いのセリフも、私なりの言葉に置き換えさせて貰ってはいますが、実に鋭く本質を突いた、現代人に対する最大のお手本となるセリフでもありました。
また、菅原文太兄いの視点からは、ネット文明がかゆいところに手が届くまで網羅された、変化の目まぐるしい現代社会においてこそ、自身がかつて「トラック野郎」などで習得してきた、
古臭くて一見下品ながらも、人間としてのバイタリティーに溢れている
ような現場こそが、今日のあらゆる場面に求められるべく姿でもあると、声高にして説いておりました。
これもまたいかにも、決して古い世代の人間による、まやかしのようなお説教、等というべきものではなく、あくまでも職業や世代という枠を遥かに超えて通用すべく、最大のお手本としてわきまえるべくであります。
この視点だけでも、いかに菅原文太兄いが上辺だけのカッコ良さではない、本物の英雄的美学を提供してくれているか、私には少なくともそういう風に感じて止みません。
菅原文太兄い、「トラック野郎」の主人公なりの、完全燃焼な殉じ様
先ほど菅原文太兄いの生き様は、完全燃焼そのものであったといいました。
まさにその通り、菅原文太兄い自身の、亡くなるまでの数年間については、捨てられた農地を使って農業に取り組んだり、国民運動グループ「いのちの党」を率いて活動したりと、
文字通り日本再生のために完全燃焼し尽くした
そんな表現が相応しい数年でした。
かの「トラック野郎」で主演を全うした、星桃次郎があれから数十年後には実に、我が国の真なる発展のために全身全霊を賭けてくれたのです!!
それだけではありません。
実は菅原文太兄い、2007年には膀胱がんを発症し、あるところでは余命宣告を受けたとまで聞いております。
以来、2012年に再発して本格的に表舞台から引退したと言われた時期を経て、2014年の11月28日に逝去するまでの間はまさしく、
「トラック野郎」の星桃次郎に代表されるべく、凄絶な死闘を生き延びてきた、我々にとっての唯一無二の教本
でもありました!!
ここで私なりに、改めて我々にとっての最大の美学のお手本を、生涯に渡った示し続けて来てくれた菅原文太兄いを偲んで、下記より映画「トラック野郎」のご視聴サービスを紹介させて頂きます。👇
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