エアロスミス、スティーブンタイラーが2020年で72歳に
今回は国際的英雄アーティスト・エアロスミスのフロントマンであるスティーブンタイラーが、2020年3月25日に満72歳を迎えたことに因んで、その英雄的な実録について、語っていこうと思います。
スティーブンテンタイラーと言えば、エアロスミスのフロントマンとして寄る年波にも負けぬほどの歌唱と、エネルギッシュなステージパフォーマンスを、長年に渡り披露してきてくれました。
元々そのエアロスミスたる存在、言わずと知れたロック界におけるこれまたカリスマ的な英雄として、世界各地で数十年に渡り高い支持を受け続けて来ました。
最も、エアロスミスが活動し始めたのは70年初期という、いわゆるハード・ロック文化の発展途上期に当たる時期でした。
70年代にスティーブンタイラー始めとして、ギターのジョー・ベリーにベースのトム・ハミルトンを中心に結成されました。
一方のイギリスではレッド・ツェッペリンやディープ・パープルからオジー・オズボーンが在籍していたブラック・サバスらがヘヴィメタル・ハード・ロック文化を牽引していた、そんな時代でした。
対して、70年代当時のアメリカ大陸においては、キッスやヴァン・ヘイレンなどが着目を集めつつも、これからまだまだ伸びしろが期待されていた感じでした。
まさにこのような世代においてエアロスミスもまた、まさしくこれからが期待されていた若手アーティストの一大グループとして、成長期の盛りでした。
1975年に発表されたエアロスミス通算3作目スタジオアルバム『闇夜のヘヴィ・ロック』(Toys in the Attic)は全米チャート11位を記録し、プラチナディスクに輝きました。
またシングルカットされた「ドリーム・オン」も全米第6位を記録したり、その他のヒット作としてはアルバム「ロックス」(1976年発表)が全米第3位を記録、併せて同時期には全米ツアーが行われ、1977年には初来日公演も果たしました。
日本でもキッスやクイーンなどと言ったグループ同様に人気が急上昇し始め、以来70年代後半期におけるエアロスミスの活動たるもの、その爆発的な人気に業績と相まって、ツアーとレコーディングの過密を極めた時期でもありました。
その頃と言えば、バンド内においてドラッグ乱用とアルコールによる混乱が生じており、ジョー・ペリーが脱退するなど、深刻さを極めておりました。
エアロスミスのスティーブンタイラー始めとした、時代を超えた主導性
エアロスミスにおけるドラッグ乱用はじめかつての諸々の問題については、後々スティーブンタイラー自身もカミングアウトしていたようです。
また、これは前職時ある常連様から聞いた話ですが、エアロスミスのあるコンサートに参加した際、スティーブンタイラー自身が生涯を振り返って衝撃の告白をしていたとのことです。
恐らく2016、7年頃のの話だったと思うのですが、スティーブンタイラー自身が70歳を目前に控えていた、という時期だったと思います。
というのも、彼はそれまでの生涯においては、ドラッグやアルコールはじめとした、一通りのワルはすべてやり尽くしたと悟っていたといいます。
その上で改めて生涯においては、歌う事こそが最大の役割であって、幸福につながるのである、と教えてくれたと聞かされました。
それゆえにスティーブンタイラーの歌唱力やステージパフォーマンスも、70歳という年齢をとても感じさせることなく、エネルギッシュで洗練・熟練されたものだったと強く訴えかけていました。
まさにこのスティーブンタイラーのようなフロントマンを筆頭としてエアロスミスは、70年代から10年代にかけて一度も解散せず、業界を先導し続けてきた稀代かつ希少価値の高いカリスマ的英雄であります。
エアロスミス及びスティーブンタイラーが示す、70代の手本とは
ここでまず、エアロスミスのメンバー達の年齢について着目するとします。
スティーブンタイラーの72歳を始めとして、ジョー・ペリーが1950年生まれ、トム・ハミルトンが1951年生まれなどなど、2020年代突入と共に、メンバー達全員がいよいよ70代を目前に控えた地点にまでやって来ました。
という事はまた、エアロスミスのメンバー達は我々の親世代にも当たるわけで、他のアーティスト達で言うなら、例えばオジー・オズボーンやキッスのジーンシモンズやポールスタンレーといった面々と同世代に当たります。
そんな世代としてのエアロスミスもまた、実にここ半世紀もの長きに渡りこれでもか、これでもかというほどまでに、最高傑作達を総なめにするような型で、世に提供し続けて来てくれたのです。
この視点からも、エアロスミスたる英雄的存在は、それぞれの年代において、お手本とすべき30代から50代、そして60代としてはどうあるべきか、という姿をスティーブンタイラー筆頭に示し続けて来てくれたのです。
そして、2020年は3月25日にスティーブンタイラーが72歳を迎えたという地点に差し掛かったのですが、20年代という新世代においてもまた、エアロスミスのメンバー達がそれぞれ如何なる70代のお手本を示してくれるのか。
言い換えれば、70代に於ける本物の幸福感とはいかにして見出せるのか。
という風なところも、上記のスティーブンタイラーによる証言に隠されているものだと、感じられます。
2020年3月25日に72歳を迎えたスティーブンタイラーによる、エアロスミスの歴代最高傑作達を下記より紹介させていただきます。👇
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