YMOは「テクノポリス」で、誇り高き革命家としての第一歩を!!
今回はYMOことイエロー・マジック・オーケストラなるテクノ音楽グループを 恐らく過去の本サイトにおいては、異色中の異色とも言えるであろう、そんな話題として紹介していきます。
このYMOなるグループとは、いかなるものであり、音楽業界にどれほどまでの革命的な手本を示してくれたか。
そんな問いに対する回答を見出していくためには、「テクノポリス」なる最高傑作に焦点を当てつつ、お話しを進めていきます。
時は70年代も末期、まだまだ世はアナログ主流でパソコンやスマホなどは当然あり得えず、現在から考えると信じられないほどの生活をしていた時代でした。
それも恐らく電卓一台だけで10,000円もしたであろう、それほどまでの言い換えればデジタル文明夜明け前の時代、というのが相応しいようなご時世でもありました。
したがって、このようなデジタル文明夜明け前のご時世においても、まさしく時代の最先端を世界中の誰よりもいち早く感知し、その最前線に立った先駆者こそがYMOであり、かつ最高傑作「テクノポリス」でした。
この「テクノポリス」を皮切りとして、「ライディーン」や「ビハインド・ザ・マスク」等々の、当時では全く信じられなかった、斬新極まりなき最高傑作達を世に送り出し、世界の音楽文化における抜本的なまでの大変革を巻き起こしたYMOでもありました!!
またYMOのメンバー達としては、それぞれが教授(坂本龍一氏)・ハリーさん(細野晴臣氏)・幸宏さん(高橋幸宏氏)なる愛称で親しまれてきました。
つきましてはこれより、YMOは一体如何なる演出意図に基づいており、そして何より今回紹介する「テクノポリス」なる最高傑作とは、いかなる音楽性でどんな知恵を授けてくれるものであったか。
という風なところを、「テクノポリス」が収録されているアルバムをも振り返りつつ、訪問者さん達にも何かをもたらすことが出来れば、と考えております。
YMO名作「テクノポリス」収録のこのアルバムで人類文化は新境地へ
今更ながら言っておきますが、もしYMOがあんな型で「テクノポリス」を筆頭とした曲達を生み出さなかったら、今日の世界の音楽文化たるもの、どうなっていたことか分かりません。
というのも正しく、YMOたるもの音楽文化という枠にとどまることなく、もはや人類文化の進展という視点に立ってきたからこそ、、あれほどまでの最高傑作を現実のものと出来たのだ、といいたいところです。
勿論言うまでもなく、教授始めとしたメンバー達の音楽的才能たるもの、孤高で他の追遂を決して許さるものでありながらさらに、当時の最新技術をふんだんに駆使したコンピューターの導入という、誰もが真似できぬ実践に踏み入ったのです!!
鬼に金棒、とはいかにもこのYMOなりの仕事に対する姿勢を意味するものだといえます。
またあの「テクノポリス」なるタイトルそのものを今更見直してみても、その一見さり気ない印象の裏には、YMOなりに自らが築き上げた高度な人類文化の発展を誠実に願うべく演出意図が、私には感じ取れます。
ここで何よりもズバリ!! 「テクノポリス」があのアナログ主流の時代においては、YMOが誰よりも群を抜いて、というよりも世界一進化した、高度なデジタル文明を駆使し尽くしていたという、何よりも正真正銘な証拠も確認済みです。
というのも、発表当時作成されたと思しきイメージビデオみたいなものですが、「ホントにあれから40年以上も経過してるの!?」という風なセリフが、最適この上なき表現です!!
なるほど、まさに彼らが掲げたコンセプトである「未来都市・TOKIO」の名に恥ず事が一切ない、現代のCG技術にも劣らぬどころが、少なくとも私なりの独断と偏見では十歩も二十歩も先取りすべく演出効果になっております。
さらにその、クライマックスとなる最大の見どころとしては、教授らしき人物が「ボコーダ」なる最新鋭機材にて、タイトルである「T・E・C・H・N・O・P・O・R・I・S」(テクノポリス)と唱えており、当時のコンサートにおいても絶好調に盛り上がった様子です。
人類文化の新境地、とは言いましたが、それを実現するためにも誰もが実行に移さぬまでの、YMOによる大英断もここに映し出されているのは、言うまでもありません。
当時は入手自体が困難であったろうシンセサイザーの価格としてもズバリ!! ウン千万円だったらしく、またさらにゆくゆく開催された例えば武道館等におけるライブにおいても、コンピューターシステムだけで普通にウン千万円は掛かった、と言われているくらいです!!
つきましては以上のような最高傑作「テクノポリス」が収録されているYMOの通算2枚目のアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」(1979年発表)とは、全世界において人類史上最大且つ前代未聞ともいえる、決定的な変革を起こした歴史的資産です。
またさらに、その他の収録曲達としては、これはまたまた言わずと知れた歴史的最高傑作「ライディーン」に「ビハインド・ザ・マスク」、そして幸宏さんによるヴォーカルも楽しめるタイトルトラック「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」等々、どこから見ても最先端文化の極みです!!
YMOによる「テクノポリス」での先人なりの真心を無駄にせぬために
YMOはなんだかんだ言って選び抜かれし天才なんだから、そこから学ぼうと言われても、と思ってしまうかも知れませんが、そこで完結してしまっては、私が今回投稿した価値が見出せるものではありません。
現代社会に於ける厳しい環境ばかりにとらわれてしまい、後ろ向きな姿勢で思考停止する人々を、これでもか、これでもかと強く後押ししてくれる。
YMOとはまさにそれほどまでの、単にカリスマと称すべく存在ではないという事もまた、私は声高にして叫びたいところでもあります。
したがって、YMOという革命家による「テクノポリス」始めとした最高傑作達の存在を、日本人として誇り高く称えるとともに、彼らの誠心誠意こもった真心もまた、継承していくという姿勢は崩せません。
今回紹介したYMOによる最高傑作「テクノポリス」は、1979年発表の2ndアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」よりご視聴いだたけます。👇
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