「西部警察」ライフル射撃は団長による名場面を厳選
「西部警察」ライフル登場は団長による名場面を、熱く紹介していきます。
「西部警察」において大門がライフルをぶっ放す数々の場面は、言うまでもなく見るたびに魂を揺さぶるものがあるはずです。
次いでに西部警察署に於いては、ライフルの名手としては大門だけでなく、鳩村もその腕は絶賛されていたものでもあります。
さて、このように「西部警察」史上絶対不可欠なライフル登場場面ですが、さすが寸分たりとも狂いのない、そんな大門による腕により多くの人々は命を救われてきました。
時にそのライフルは、軍団の仲間が絶体絶命に陥った時には、止むを得ず仲間の動きを封じるために使用されたり、ある時は大門自身が拉致され要人暗殺目的に利用されようとした場面もありました。
よってこれより、大門のライフル登場場面の中でも、今回は大まかに以上のような視点に立って、「西部警察」におけるハイライトスポットとして厳選した回を、紹介していくとします。
「西部警察」はライフルの腕がホシ達による思わぬ目的に!!
「西部警察」においてそのライフルの腕が団長拉致により、ある人物の暗殺目的に利用されようとした、そんな回を紹介していきます。
これは「西部警察パートⅠ」における回ですが、大門拉致事件の発端としましては、こともあろうか仕事帰りに二宮係長を含む仲間達とあるラウンジに寄った帰りでした。
この時たまたま最後に店を出たのが、大門と谷さんでした。
以後大門は行方不明となり、翌朝になっても連絡がありませんでした。
いつも通り出勤した他のメンバー達は大門の手掛かりを探し、捜査に乗り出したものの、後ほど事件はさらに驚愕の展開をみせていったのです。
また大門の妹アコまでもが、兄を探すべく西部署に足を運ぶ型となり、大門団長はもしや!? というべく状況下での捜査でした。
団員たちによる捜査が次々と進んでいく中で、この捜査線上にはショッキングな型で団長らしき人物の目撃談及び怪しい人物も続々と浮かんでいきました。
中でも大門拉致に関わったとされるキーパーソンとして目を離せなかったのが、左の頬に傷のある任侠風の男だったとされていました。
というより、今回の事件に関して一つ、どうしても引っかかるのがなぜ大門がわざわざ無抵抗で数人の男達の手言いなりになって車に乗ってしまったのか・・・・・・・・・。
大門なら例え数人の敵がいようが、びくともしないはずなのになぜわざとらしく!?
それだけでも「西部警察」史上中々有り得なさそうな事件として、着目されるべき見どころでもあります。
という事で、団長抜きの軍団は谷さんを主導に捜査がより迅速に進んでいく中で、これまた決定的な手掛かりがこれでもか、と言うまでに浮上していく展開を迎えます。
実は何よりも不可解な出来事がありまして、というのも谷さんの娘・ひろ子が公演する当日になっても劇場に現れなかったのです。
谷さんが劇場の責任者に事情聴取したのですが、ズバリ!! ここで例の件に関して、最も決定的な証言が浮かび上がりました。
先ほど言った「左の頬に傷のある」強面の男が、ひろ子と前日の夕方に面会していた、というものでした!!
よってひろ子を盾に取ることで大門も抵抗できまい、とのずる賢い計画でした、
しかもこの後、大門がその男を含む数人の犯人グループに拉致されていた、動かぬ証拠が発見されました。
夜の首都高速のオービスにて、大門が犯人達に運転させられていた写真があったのですが、この時大門としては、まさにその動かぬ証拠を残すために機転を利かせるという意味で、わざとスピード違反をしたという運びでした。
こうして証拠が固まりつつある中で、強面の男の正体が右翼団体構成員の吉田という人物であることが判明しました。
その一つの確定した手掛かりをもとに、より一層加速した西部警察署の捜査でした。
吉田の背後関係を洗い出していく中で、吉田自身は銃撃戦に巻き込まれて負傷という結果でしたが、代わりに浮かび上がってきた更なる証人達のお陰で、ひとまずは大門が拉致されていた場所が判明しました。
また話はあちこち行きますが、大門が吉田達犯人グループと共に、ライフル販売店で大門自身が手帳を見せて購入していたことも既に判明していました。
という事は、わざわざ大門にライフルを購入させたその目的たるものは、彼の全国1、2を競うライフルの腕を利用して、誰かを狙撃する以外には、考えられなくなってしまいました。
「西部警察」はライフルの腕が利用された、その衝撃な結末
遂に谷さん主導による西部警察署は、負傷した吉田の回復時に大門が拉致されていた場所として、芝浦の渡し船を突き止めるも、既にそこはもぬけの殻でした。
しかしちょうどその時、現場で日高というキーワードを発見したのですが、これこそが最終的な手掛かりとなって、犯人側の目的を知る結果となりました。
西部署車両のサファリに掲載されていた最新鋭のコンピューターのリストより、日高円城なる人物が浮かび上がったのです。
それも「ギユウカイ、カイチョウ」と記されていたことから至急日高宅に直行、まさにここで犯人側の動かぬ証拠が確定的になり、事件解明へと向かう結果になりました。
日高側の関係者が吐いたところによると、大門のライフルの腕を利用して、来日するとあるヨーロッパの経済学者を狙撃する、とのことでした!!
それも狙撃の指定時間は午前10時、残りあと一時間しかないところまで迫ってくるも、呆れたことに上層部としては「もはやなすすべがない」と、匙を投げた状態でした!!
ここで究極の決断として、団長の代わりに谷さんが「よし、ならば俺達で狙撃を阻止しよう!!」と呼びかけ、経済学者を乗せた車に大門抜きの軍団一味が付き添う型となりました。
後は犯人と大門がどこで狙っているかを見定めると言うところでしたが、ここにてひと役果たしたのが、サファリによるハイテク装置で、リキの操作により大門達を発見したのです。
場所は建設中のビルの高層部で、この時大門が構えていたライフルは射程差300mという、驚愕の性能でした!!
発見次第リキは一同に減速するよう指示したのですか、ここでターゲットとなっていた経済学者を守るために、予想外の行動を取ったのです!!
というのも、本人に成りすましたのが谷さんでして、それもこの作戦の驚くべきカラクリまでもが判明しました。
ちょうどたまたま本人と谷さんが、年齢的にも風貌的にも酷似していたこともあり、ズバリ!! 眼鏡に帽子で本人に変装した谷さんを大門のライフルが狙うという、最終的な究極場面でした!!
こうして、ひろ子を人質に取られた大門はただでさえ満身創痍で大きな疲労を隠せなかったであろうにも拘わらず、彼の腕は的確でした。
1センチとずらさない型で谷さんに命中し、谷さんとしてもまたこの時実は血糊を用意していたのです!!
よってこの作戦にて、経済学者はことなきを得、谷さん以下の軍団は即座大門とひろ子を救出に急ぎました!!
一方現場では、約束通りひろ子を放すように犯人側に要求も、日高以下の犯人達は大門を後始末しようとさらに襲撃開始しました。
この時です、大門側に小銃を構えて歩み寄った日高が大門の所持するライフルで殴打され、そのスキにひろ子を連れて大門は逃走を図りました。
ここでまた大門と軍団のメンバー達による、凄絶なデッドヒートのクライマックスを迎えたのですが、犯人一味を壊滅させるも大門もまた腹部に一発の銃弾を受け、重傷を負いました。
幸い命には別条がなく、勿論ひろ子も無事に救出されました。
これにて、大門が拉致され、そのライフルの腕で要人暗殺が企てられた事件は解決しました。
「西部警察」は大門のライフルの腕だけではない、この回の見どころ
今回紹介した回におきましては、以上のようにそれまでにはない型で、事件解決の為にありとあらゆる機転を利かせた軍団による脳の回転の速さ、というのも絶対不可欠な焦点です。
それも大門団長抜きであったからなおさらのことでした。
大門自身が拉致された証拠を残すためにわざとオービスを光らせたり、谷さんが防弾装置を使いターゲットに変装したりという風でした。
ついで言っておきますが、鳩村もまた大門と並ぶべくライフルの名手がゆえに拉致され、要人暗殺に利用されようとした事件もあります。
ここでも大門による、ぎりぎりの状況下での機転の利かせ方が見どころとなっております。
そして何より、谷さんによる最終的な決断力こそもまた、事件解決に導いてくれたのは、言うに及びません。
絶体絶命、もはや後がないと悟った時こそ、なおさら冷徹さを貫き、そして知恵の限りを尽くす。
という風なお手本としての「西部警察パートⅠ」第113話「狙撃手、大門」は、下記よりご視聴いただけます👇
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