ユーロビートの名曲たちを、80年代から令和の新世代へ継承
ユーロビートの一世一代の名曲たちを、80年代より厳選
私なりに以前紹介したことのあるユーロビートの名曲たちの代表としては、デッドオアアライヴによる「You Spin Me Round 」(1984年)に「Turn Around And Count 2 Ten 」(1988年)といった、80年代を代表するべくディスコにはまず少なくとも欠かせないような名曲たちでした。
ここでそもそもなぜ、今更ユーロビートの、それも80年代を代表するような名曲たちを引っ張り出してくるのか、このような一見何気ないつまらなさそうな質問も出てくるとは思いますが、これに対してまず私の方から答えていきたいです。
何もユーロビートの名曲たちに限ったことではありませんが、あくまでただ単にアンコールしたい、なとどいった私個人の感情的なものではありません。
ユーロビートという音楽文化資産の本質的な価値というものを見出していきたい、という意向に基づくものであります。
ネット上には、勿論ユーロビートの例えばディスコには欠かせないような、80年代の名曲たちに関する記事についての投稿も多く見かけますが、私はそれらの投稿者さんたちのご意向に対して、今になって感じたことがあります。
あくまでそれらの投稿者さんたちのご意向としては、ただ単に落ち込んだ現代社会をユーロビートの名曲達によって、80年代のあの頃の様に明るくしたいだとか、楽しかったあの頃の想いで浸って現実逃避したいだとか、そういう個人的な感情論ではない、と私なりに思っております。
ユーロビートという、音楽文化を代表する名曲たちの本質的な価値はどこにあるのか、というよりさらに一層突き進んだ次元での情報提供をしたい、というのが決定的な動機であると、私なりに信じております。
まあ、それ故にひとえにユーロビートという音楽文化の名曲たちを選りすぐっていくだけでも大変な時間はかかるとは思います。
そんな手間暇かけた中でも、私としては特に、80年代の後半期あたりの年代に絞り込むことによって、意外にもスムーズにユーロビートの名曲達を選び抜くことが出来たな、という感覚でいます。
そんなこんなで、私なりに厳選した、ユーロビート音楽という文化における一世一代の名曲達を紹介していきましょう。
ユーロビートの名曲達が80年代に築き上げた、現代のお手本
そもそもユーロビートなる音楽文化史上に残るべく、一世一代の名曲達が平成の世にも受け継がれることになった証拠としては、例えばパラパラ等のダンスミュージックがこの上なくもてはやされていた、というところがまず分かり易いのではないか、と言うところです。
そんな私なりの揺ぎ無き感覚に基づき、今回私が選び抜いた一曲として、リック・アストリーというアーティストによる、「ギヴ・ユー・アップ」(1987年)という、これもまたディスコミュージックには、当たり前のように欠かせない楽曲をまず一曲紹介していきます。
この一世一代の名曲と、この名曲を収録したアルバム「Whenever You Need Somebody」(1987年発表)のヒットにより、リック・アストリーもまた全世界的なユーロビート文化のカリスマ巨頭としての地位を、既に80年代後半期に築いていたな、と私なりに考えております。
それほどまでの名曲とそれを収録したアルバムは、まさにその80年代後半期当時における、バブル景気真っ最中のディスコブームに乗っかっておりました。
オリコン洋楽アルバムチャートで1988年には3週間連続で第一位を獲得、勿論日本でも例外なく絶大なる支持を受けたことは、言うに及びません。
併せてまた、この名曲を語るに当たって見逃さずにいられないのは、リック自身のキャラクターです。
デビュー当初に21歳という若さで全世界的なカリスマ巨頭となり得たリックですが、その優男な美男子系のルックスと、骨太なヴォーカルパフォーマンスとのコントラストが決定的な売りの一つになったと感じ取れます。
そのようなリック自身のキャラクターと、当時の最先端の音楽性との融合が、唯一無二の音楽文化としての資質を決定づけるものとなりました。
よって80年代後期には後々のユーロビート音楽文化のお手本としての地位を確立していた、という結果論が見いだせるのです。
この名曲もまた、だた単にディスコ音楽としての想いでの一曲、といった言葉に完結するものではなく、ユーロビートという音楽文化の本質的な価値の高さを実証する真実であると解してもらえるなら、何よりもありがたいことです。
もう一つ、今回も忘れずに紹介しておきたい、ユーロビート音楽文化の決定的な資質の高さを揺ぎ無く実証すべくデッドオアアライブの一世一代の名曲として、「Turn Around And Count 2 Ten」 (1988年)もまた欠かせない一曲であります。
既にこのデッドオアアライブの名曲としては、この一曲もまた「You Spin Me Round [Like A Record] 」(1984年)なるバンド史上最大のヒット曲と併せて紹介したことはあります。
正直なところ今回の投稿については、どちらの名曲を選択しようか、迷いに迷ったというところです。
そこで結果的に「Turn Around And Count 2 Ten」を選んだ決定的な動機としては、発表されたリアルタイムが80年代後期という、バブル景気におけるディスコブームの真っただ中であったという事です。
そして何よりも、前者のリックアストリーの名曲と併せて、今回の記事のタイトルの80年代から令和に継承、という命題により一層相応しく感じたからであります。
まあ、いずれの名曲も発表された年代的にも80年代後期という、ちょうど我が国の元号が昭和から平成へと変わる大転換期であって、以来約30年間昭和~平成~令和へと3世代に渡って支持され続けてきたという、揺ぎ無き証拠がそこには残されているのです。
今回の投稿における私なりの解読が、あくまで確実に正しいという保証は勿論できません。
それでも、ユーロビートという一大音楽文化の名曲たちが80年代に築き上げてくれたお手本というものの資質の高さというものが、今回それらの名曲たちを紹介していく中で改めて発見できたようにも思っております。
今回紹介した リック・アストリーの「ギヴ・ユー・アップ」と、 デッドオアアライブの「You Spin Me Round [Like A Record] 」 「Turn Around And Count 2 Ten」 のご視聴については、こちらよりお願いします。👇
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