「トラック野郎」一番星号との運命の出会いを今ここに!!
今回は「トラック野郎」主演の一番星号と遂に!! 運命の出会いを果たせた、我が生涯においても一大イベントとなったその模様について語っていきます。
このイベントとは「トラック野郎」シリーズにも関連が深いアートトラックグループ最大手の全国歌麿会が主催でして、2022年5月4日(水)に和歌山市内にて開かれました。
ところでこの一番星号とはあくまで「トラック野郎」に出演した正真正銘な本物であり、シリーズ終了後しばらくの年月を経て歌麿会が所有することになった、とされています。
そんなこんなで一番星号はあくまで「トラック野郎」最終作出演時の状況で保管され続けては来ましたが、さすがに高年式による老朽化には逆らうことが出来ず、一時は我らの目の前に復活できるかどうかも難しいところだったようです。
それでも愛好家達による「何としてでも一番星号を復活させねば!!」との不屈の想いで、この名車は「トラック野郎」最終作終了時の姿に見事復元することが出来たのでした。
てなわけで今よりこの一番星号との運命の出会いが現実のものとなった全国歌麿会によるイベントの大まかないきさつからザッとではありますが紹介していくこととします。
「トラック野郎」一番星号が蒼天の和歌山を煌びやかに!!
もといイベントが開催された時期はあくまでコロナ禍という事であって、実に3年ぶりの待望の開催となりました。
この昨年及び一昨年前というのはコロナ禍による諸々の行動制限に緊急事態宣があり、経済活動も前代未聞といっていいほど停滞しどのイベントも軒並み中止せざるを得ない、そんな過酷な状況が続きました。
こんな過去になかったような先行きの見えない情勢の中で我らは「もう一番星号に合えるのはいつになるやら・・・・・」と、途方に暮れるしかありませんでした。
しかしようやく新型コロナとの本格的な共生の第一歩を踏み出すべくあらゆる行動規制が解除された2022年のGWに、晴れてアートトラック連盟最大手「歌麿会」によるイベントが実現可能となったのでした!!
ここでは快晴の下全国津々浦々より一番星号の遺伝子を受け継ぐべく実にピンからキリまでの粋なトラック野郎達が集結しました。
まさにどこを見ても満艦飾そのものであり私も会場近くのコンビニで休憩がてらに遭遇した、現役のトラック野郎のお兄さんたちに導かれて開催式の2時間前に当たる午前10時に会場入りしました。
そしていよいよ正午となり蒼天の下で一番星号によるホーンの音で開幕、遂にこの実車が花道を通り我らの目前にて満艦飾な名場面を実体験することとなっていきました!!
「トラック野郎」一番星号との本格的な運命の出会いはここからでした
あのエキゾーストといい、走りといい、まさに「トラック野郎」の名場面まんまであり文太兄いの「一番星ブルース」と共に花道を通過した一番星号は撮影そして試乗のための所定位置へ。
早速そこに向かった私も他の観衆の皆さんと同時に一番星号と運命の出会いを果たし、即座スマホにて動画撮影にひたすら集中する一方でした。
言うまでもなくこの周りは人の集中が半端なくコロナ禍という事もあり、万全を期して観客が少なくなるタイミングを見計らっていました。
で、一旦一番星号を離れた私は会場を賑わせていた諸々のアートトラックを鑑賞しつつ、会員さんのトラック野郎のお兄さん達に声掛けしたり屋台で腹ごしらえに「トラック野郎」関連グッズの購入といった感じで楽しんでおりました。
一方肝心要のステージ上では全国のトラック野郎達が応援するアーティスト達による公演が進行しており、諸々の関連グッズ販売に「トラック野郎」主題歌は「一番星ブルース」の熱唱も。
この合間に私は一番星号の下へ戻りいよいよ試乗されていただくことになったのですが、まさにここからが本格的に文太兄いが乗った運転台を実体験する場面だったのです。
かくして試乗中に私が星桃次郎と初めて出会ったあの頃の記憶、さらにはその後の人生にて一番星が私をどこかで見守り続けて来てくれたのだ、という思いがこれでもか、これでもか、というほどまでにこみ上げてきました。
残念ながら文太兄いは既に他界してはおりますが、常に一番星となって我らを天から見守り続けていてくれるのです。
で何やかんや楽しんでいる間に気が付けば日没になり、この夜は一番星号による満艦飾なイルミネーションで、豪華絢爛なクライマックスを迎えました。
「トラック野郎」一番星号と出会い改めて教えられたこと
以上私が「トラック野郎」での桃次郎の愛車は一番星号と運命的な出会いを果たした、生涯の一大行事についてザッとお話しさせていただきました。
世はコロナ禍というかつて例を見ない状況下での開催ではありましたが、まさにそんな憂鬱な空気をことごとく覆してくれたような活気あふれる盛り上がりを見せてくれました。
そんな現場にいるとこのご時勢に発生した悪い出来事の数々までもことごとくかき消されていくかのようでもありました。
そうです、トラック野郎たるもの1人1人がこの世の経済を根底で支え続けてくれている、信頼のおける縁の下の力持ちであって、古今東西いかに過酷なご時世であっても常に世を盛り上げてくれる、粋な存在なのです。
デコトラのオーナー達ともなるとなおさらのことです。
まさしくこのような粋で高潔なトラック野郎達による生き様というものは、あくまで「トラック野郎」シリーズにて一番星号が世に送り出された70年代のあの頃より古今東西不変なものであります。
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