「西部警察」で、仙台の爆破計画より一国の命運を分けた絶体絶命場面
「西部警察」での仙台の爆破計画、その魔の手の正体とは?
実は「西部警察」の物語においても、もうすでに数十年も前には、何と仙台市を核での爆破計画という、仙台市どころか、1つの国の存亡にも関わるような、絶体絶命の場面が展開されていたのです!!
確かに「西部警察」で大門軍団としては、その仙台爆破計画以前にもとっくに、現実ではありえないまでの過酷な爆破事件などを生き延びてきました。
あくまで、「西部警察」における数々の爆破を始めとした絶体絶命の場面は、ただ単に今日の日本では不可能というだけでなく、放映当時としても遥かに現実離れしていたことは、今更言うに及びません。
がしかし、今回お話しする仙台の爆破計画は、ただ単に過激という表現にとどまらず、絶対に寸分たりとも過ちは許されない。
正しく仙台の地域住民だけでなく、わずか少しの手違いが一国を滅亡させてしまうという、そんな場面であっただけに、さすがの大門軍団の団員達も、極限のパニックを味わわずにはおられなかったのです!!
そんな物語の展開だけあって、この度の「西部警察」におけるストーリー自体の設定、並びにキャスティング等々、どれを観ても極めて知恵と体力の限りを尽くしたものでもありました。
「西部警察」で、仙台を核爆破計画より救い、平和を築いた英雄達
今回のお話しは、「西部警察」の中でもかの日本全国縦断ロケの第9弾として企画されました。
ロケ地となった仙台の「西部警察」への賛同者の皆さん達の義の精神も、さすがに一国の存亡を賭けたというだけあって、誰もが真似出来ないものでありました。
話しは前後しますが、元々この核爆破計画のための原料となった高濃縮ウランですが、犯人側が核燃料開発センターのトラックから強奪したものでありました。
さらには、この爆破計画の原材料と併せて、核開発に詳しい大学教授とその息子が拉致され、犯人側のアジトにより核爆弾を製造させられる羽目になったのです!!
タイムリミットが16時と迫りくる中、大門軍団は手がかりとなる犯人達が乗ったバスを爆破してしまいましたが、しかしこの期に及んでは、あくまでもこの場面が「西部警察」の最後のクライマックスではなかったのです!!
そこで都合よく生き残った犯人グループの1名の車(セドリック330)を追いかけ、当時の日産自動車側としても、キャリアカー等関係車両で国道を封鎖するなど、爆破計画阻止のためには如何なる手も惜しみませんでした。
そして、追い詰められた犯人が日産自動車のディーラーの屋上からダイブするという、かの劇的な場面に差し掛かりました!!
「西部警察」は仙台爆破計画での、この正しく命運分かれ目の場面!!
まさにこの、最後の一人が息を引き取る前に、核爆弾は水の中にあるという証言だけを聞かされ、ここで団長の鋭い頭脳が本領を発揮する場面となったのです。
水といえば給水塔、と真っ先にひらめくも、中々爆弾は見つからず、ここで究極の手掛かりとなったのは、誘拐された教授の息子による証言でした(教授は、口封じのために睡眠薬を打たれるなどして、一時はかなりの重症だったようです)!!
その証言をもとに、遂に音楽フェスティバルが開催されていた、エンドチェーンの駐車場の給水塔の中で、いよいよ核爆弾が発見されました!!
その時集まった観客は、何と一万人だったと言われており、観客達を非難させてパニックに陥ってしまっては元も子もない。
流石に団員達も今回ばかりはパニックにならざるを得ません。
がしかし、そこで鳩村は驚くべき行為に出ました!!
自分自身がステージに立って歌い、絶体絶命の状況であるにも関わらず、むしろ観客たちを落ち着かせるどころか、より一層楽しませようとしたのです。
この時点で、核爆破まで実に数分しかなかったと思われます!!
一方の団長はといえば、給水塔の中の核爆弾を解体するため、爆弾を製造させられた教授本人(解放されたと思われる)と長さんとで無線連絡を取りながら、コードを切断して爆弾解体を実施していました。
ここがまさに絶対に過ちが許されない、仙台どころか、一国の命運がかかった絶体絶命も極限状態の場面でした!!
さて、犯人の狙い通り仙台爆破計画は現実のものとなってしまうのか、それとも見事に団長が教授の指示通り爆弾を解体できて無事に我が国は平穏を得られるのか!?
いかに核での爆破計画が現実的に目前に迫ったような、そこまでの極限で動揺を隠せなかったとはいえ、団長はパニックに負けることなく見事にギリギリのところで核爆弾停止を成功させました!!
この度の「西部警察」については、ただ単にテロ対策などどいったものに完結しません。
あくまで核による爆破計画という、もはや全人類にとっての平和を見直さざるを得ないまでの、歴史に大きく残って決して消えることのない教本であったのは、言うまでもありません。
併せて、大門以下団員達の、如何なる極限のパニックにあっても決して己を見失わずに決断の上にさらに決断を重ね、冷徹さをもってして核での爆破計画までをも見事に阻止する。
言うに及ばす、この度の「西部警察」の物語においては、大門軍団を始めとした関係者達の本領が試されたと言っても、大げさではありません!!
したがって、今回お話しした「西部警察」での仙台爆破計画より、我々もまた如何なる場面であっても決して投げ出さずに決断の上にさらに決断を繰り返して、決して時間がないからなどといって諦めずにやり遂げる。
何事においても、このような姿勢を貫き通して、全ての困難を突破していく、そんな感じの学びを得られるに違いありません!!
よって今回より、「西部警察」とはあくまでただ単なる刑事もの、アクション物語には尽きず、紛れなき国際平和のための最大の教本だと認識していただければ、何よりかと思います。
今回紹介した「西部警察パート3」の第32・第33話の仙台爆破計画のご視聴については、以下よりお願いします👇。
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