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田中邦衛氏のボルサリーノ役から見た、映画「トラック野郎」の資質

2019/10/15

田中邦衛氏扮するボルサリーノの、そのライバルなりの独自の魅力

 今回は同じ映画「トラック野郎」でも、田中邦衛氏という名優が扮する桃次郎のライバル・ボルサリーノ2という視点から、その醍醐味を捉えていこうと思います。

 
今更ではありますが、このボルサリーノ・2が登場したのはトラック野郎第2弾「爆走一番星」で、子分であるボルサリーノ3、ボルサリーノ4と共に、愛川欽也氏扮するジョナサンに対して、過去の因縁に決着をつけるべく役どころを熱演しました。

 
実はこのボルサリーノ役も、田中邦衛氏にとっては、例えば同氏代表作として一世風靡した「北の国から」の黒板五郎役や、70年代の代表作であった「網走番外地」等と並んで、高く認知されているようです。

 
その愛車ボルサリーノ・2自体の外観的な売りとしては、むしろ日本のデコトラ離れしたデザインだったというのがまずの第一印象、併せて田中邦衛氏が白の帽子にスーツでビッシリと決めた、凄味と圧迫感を漂わせるキャラでありました。

 
最も、このボルサリーノ・2のようなアートトラックは、実は日本のアートトラック史上中々見当たらなかったのではないか、というところです。

 
勿論、田中邦衛氏ならではのトレードマークである、アクの強いキャラがいかにも、この歴史に名を残すべく名車の使い手として適材適所だったのは、言うに及びません。

田中邦衛氏がボルサリーノ役で見せつけた、ライバルとしてのプライド

 という事で、次は田中邦衛氏が演じたボルサリーノ・2というライバルの生い立ちや、桃次郎たちに勝負を挑むに至ったその動機というものを、振り返っていこうと思います。

 
実はこのボルサリーノの役どころこそが、少なくとも私だけでなく、世のトラック野郎愛好家達にとっては、最大の見どころとなっているはずです

 
元々ボルサリーノとジョナサンとの因縁の原点についてですが、ボルサリーノが若かりし頃、当時花巻の鬼台貫と恐れられたジョナサンがトラック野郎であったボルサリーノを追い詰めてきたところでした。
 

 

またボルサリーノ自身の生い立ちとしては、貧困な家庭のため土地を売り払ってまでトラックを買ったが、病弱の母を養っていかねばならなかったため、借金までしていたといいます。

 

という事で、過積載やスピード違反をしてまで生計を立てざるを得ない状況でした。

 
 さらにショッキングなことに、ボルサリーノは執拗に自分を追い詰めてくる当時の鬼台貫であったジョナサンに、何度も何度も「頼むから見逃してくれ」と、嘆願していたと言うほどです。


そしてある日、鬼台貫に追い詰めせられて逃走中に彼は物損事故でトラックを廃車にしてしまい、仕事そのものが出来なくなりました

 
 こうしていよいよ生計を立てること時代が不可能となってしまい、最終的には母親は病院を追い出されて死亡したと、その凄絶な生涯を桃次郎始めとしたトラック野郎仲間達に証言しています。

田中邦衛氏扮するボルサリーノの、その潔い対決のクライマックス

 まさにこのボルサリーノというキャラクターは、田中邦衛氏でなければあれほどまでに熱演できなかった、というのが私なりの考えです。

 
 一種の北国のイメージの強い田中邦衛氏ですが、東北出身という設定の役どころを併せて、最大のハイライト・スポットとしては、何よりも桃次郎、ジョナサンとの潔い勝負の結末です。

 ボルサリーノの礼に俺が応えてやる!! とばかりに決断をしたジョナサンでしたが、不本意にも桃次郎がこの勝負を肩代わりするようになったのです。

 

 流石は桃次郎!! というべくワッパ勝負に突入ですが、ここにジョナサンが割り込んで生憎勝負は中止となってしまいました。

 
 この場面を見かねたジョナサンとしてもまた、ボルサリーノに対して自らも同じ境遇を背負ってきたことを打ち明け、このジョナサンなりの信念に押されてか、ボルサリーノは潔く負けを認め、以降ジョナサンとは和解した、という胸を締め付けるべく結末でした。

 

 このボルサリーノとしてもまた、最終のクライマックスにおける、一番星号の姫路から長崎までの航海にて、仲間たちと共に囮となって手助けをする型となっております。

 
 まさに田中邦衛氏扮するボルサリーノ・2という役どころから「トラック野郎・爆走一番星」を見つめ直しても、いかにこの「トラック野郎」がお互い葛藤しつつ、信頼関係を築いていくための最大のお手本となるべきか

 
 
 という風なところを、改めて気付かされました。

 

 実はこの田中邦衛氏が出演した映画・トラック野郎シリーズは、「爆走一番星」だけではありません。

 
 第8弾「一番星北へ帰る」においては、逆に花巻の鬼代官として桃次郎を目の敵にして取り締まりを繰り返す立場でありながら、最終のクライマックスで一番星号の爆走により、危篤に陥った妻を救助される、という役柄を演じております。

 
 今回の本題とは、少し話題がそれてしまったようですが、勿論、ここでも田中邦衛氏ならではの、唯一無二のキャラを堪能いただけます。

  今回お話しした田中邦衛氏のボルサリーノ・2出演の「トラック野郎・爆走一番星」を以下よりご視聴いただき、ここからもまた数々の学びを得ていただければ、何よりありがたいです👇

 
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私カリスマ継承漢とは



始めまして、カリスマ継承漢です。

ここでは、私カリスマ継承漢の経歴、そしてブログ運営においていかに歴史に残るべく英雄的傑作達を提供しようとしているか、という姿勢等について、お話ししていきます。

 

名前 : カリスマ継承漢

性別 : 男

生年月日 : 1975年4月14日

血液型 :   A型

前職 : 某コンビニエンスストア加盟店経営者(15年)

 

影響を受けたカリスマ的人物達及び歴史的傑作達

音楽

・ロックの帝王「オジー・オズボーン

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テレビドラマ

 

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ザッと以上のようなところが、私が生涯において正しくカリスマ的と称するに相応しい、歴史に残るべく英雄的存在であります。

 

という事で、既にトップメニューにも記した通り、あくまでも非情な変化を遂げていく我々の生きる現代社会においても、決定的なお手本となり得るまでの価値を見出せる。

 

そんな歴史的な名作だけを選び抜いて、私なりに紹介してきたつもりではおりますし勿論、今後ともこの姿勢は揺らぐことはありません。

前述のとおり、私の前職はと言えば言ったとおり、15年間に渡って24時間年中無休という形態の、一般市民の生活に最も密着したと言われる現場にて、無意識のうちにもピンからキリまでの価値を提供し続けて来ました。

 

そんな私カリスマ継承漢が、今度はブログによる情報発信という土俵に身を置き換え、再び民衆たちの為に何らかの有益となる価値を提供していこう、という意志に基づき、第一歩を踏み出したのです!!

 

そして、どうせ一度きりの生涯なら、どうせこの道に一旦足を踏み入れたからには、あくまで粋に潔く、訪問者さん達を後押しできるような存在をこのカリスマ継承漢としてもまた、目指すべきものであります。

言い換えれば、カリスマ的英雄資産を受け継ぎ、更に未来に語り伝えていく者として恥ずかしくない姿勢とはいかなるものか。

 

という風な課題を一つ一つ乗り超えていくところが、私としても本来目指すべき姿でもあります。

 

さらには、ただ単に私だけがただただ次々と語り継いでいくだけではなく、価値ある情報を提供する側としてもまた、訪問者さん達をそれぞれの目的地にまで導いていく、という風な姿勢も崩さずに運営してまいります。

 

長々とプロフィール紹介文をご購読いただき、誠にありがとうございます。

 

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