カテゴリー:「邦画」一覧
映画 「トラック野郎・爆走一番星」が、更なる出発点に ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]映画「トラック野郎・度胸一番星」での、ライバルキャストとの激突 そんなキャストたちの中でも、桃次郎が主人公として躍進する際の、凄腕とも呼べるまでの、ライバルとしての大役を果たしたキャストについて、今回は紹介していきます。 映画・トラック野郎シリーズ第5作「度胸一番星」(1977年8月公開)に出演した、ジョーズこと新村譲治(千葉真一氏)ですが、このキャストは今までに桃次郎が出会ったことのないような、手強い資質の持ち主でした。 何せこのキャストを演じた俳優そのものが千葉真一氏である、という事が、何よりのミソでして、千葉氏と言えば、キイ・ハンターやその他の格闘もののアクション映画などでも当時から名を馳せていました。 そんな腕の持ち主である俳優が、桃次郎のライバルキャストを演じた、という事実は、今私自身が振り返ってみても、もはや驚異的というに相応しかったものです。 しかも実はこの映画「トラック野郎・度胸一番星」においては、ライバルキャストが譲治1名だけでなく、あくまで「ジョーズ軍団」として譲治が他のキャスト4名を率いた、計5名が桃次郎のライバルキャストたちでした。 これらのキャスト達のその威圧感といえば、桃次郎を始めとするトラック野郎たちの前に現れた時の第一印象からして、今までのライバルキャスト達にはなかったような、何とも言えないものがありました。 愛車のタンクローリーにそれぞれ描かれた、サメのペイントが映画内においても、トラック野郎達だけでなく、道行く一般車両達をも情け容赦なく圧迫していた、それほどまでのキャストたちがある夜、一番星号に対して、ワッパ勝負を挑んで来ました。 こうして展開された、1対5の勝負はまさにデッドヒートの極みを見せつけ、いよいよ桃次郎と譲治との一騎打ちが始まりました。 映画「トラック野郎・度胸一番星」における、死闘のハイライト しかし、もう少しというところで、失恋の痛手(結果的に、桃次郎の誤解でした)からか、桃次郎はハンドル操作を誤って、壁に激突してしまいました。... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「トラック野郎・故郷特急便」で映画終了も、語り継がれる実録動画 今回紹介する、「トラック野郎・故郷特急便」(1979年12月公開)は、映画シリーズ第10作にして、現実に映画・トラック野郎シリーズの完結の作品となってしまった一作です。 あれから早40周年を経た現在も、YouTube動画などでの動画配信は勿論のこと、その「故郷特急便」に使用された一番星号の実車が、現在もご健在とのことです。... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「トラック野郎・望郷一番星」における、ダイナミックなロケの場面 トラック野郎シリーズ第三作「望郷一番星」(1976年8月公開)では、何といきなりロケの舞台が北海道に定められ、これがきっかけでまさしくトラック野郎シリーズとしてのピークに入っていったかな、って感じです。 そしてこの「トラック野郎・望郷一番星」のロケ場所がいきなり北海道という展開になったことから、このロケ自体が、トラック野郎たちにとっての「心の故郷」として愛される型になったのです。 そう言えば、主人公の桃次郎役を演じた菅原文太氏が亡くなった際(2014年11月ころ)に、「トラック野郎・望郷一番星」の、有終の美を飾ったかの命懸け意外の何物でもない爆走シーンが、テレビのニュースの一場面に映し出されていたのをたまたま覚えております。 なんせその「トラック野郎・望郷一番星」における、ラストの爆走シーンのロケについては、設定としては、『釧路~札幌間を、40トンの生魚を積んで、5時間以内に送り届ける』という、空いた口が塞がらないほどの次元でした。 それも真夏のロケという、過酷極まりない環境の下での出演者たちが体当たりで挑んだ、歴史に残る不朽の名作以外の何物でもありません。 その40トンの荷を積んで、一番星号のスピードメーターが60キロから100キロまで加速するという場面が映し出され、もし指定時間内に運べなければ、2000万円もの損害を請求される、といった、絶体絶命の状況でした。 トラック野郎シリーズにおいては、言うまでもなくどの作品ともロケはあくまで過酷で、時には捨て身とも言えるまでの姿勢でこそ成し遂げられたものです。 従って、どのシリーズのロケが一番過酷だったか、とは甲乙つけがたいものでありますが、私なりの独断と偏見で選び抜くとしたら、今回紹介する「望郷一番星」のロケが最も過酷を極め、一種の差別化作品であった、というのが偽りなき感覚です。 それ故に、これほどまでの作品のロケに役者生命を賭けられる俳優といえば、やはり桃次郎役の菅原文太氏、ジョナサン役の愛川欽也氏、そして桃次郎のライバル役のカムチャッカを演じた梅宮辰夫氏といった面々に尽きるものです。 この「トラック野郎・望郷一番星」の爆走シーンのロケの中でも、最も命懸けの場面といえば、つり橋を渡る場面でした(あくまで架空で、特撮です)。 正しく今なお愛好家達の中では語り草となってはおりますが、まあまあ同じ当時の数ある特撮の中でも、最も精巧かつ今日のCGにも劣ることがないまでの臨場感を演出しておりました。 そしてこの吊り橋を命からがら渡り終えたその後には、桃次郎とトラック野郎仲間たちとの揺ぎ無き信頼関係を描いたロケが展開されました。... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「トラック野郎・天下御免」における、アクの強きライバルキャスト達 トラック野郎シリーズ第4弾・「天下御免」の作中においても、例外なく他のシリーズ同様に、桃次郎にとってのライバル役のキャストたちと痛烈にぶつかり合い、そしてぶつかり合う事によってこそ、新たな信頼関係が生まれていく、という展開になっております。 今回紹介する「トラック野郎・天下御免」におけるキャストたちにつきましては、前回紹介した千津(松原智恵子氏)のように、地道で堅実なキャストとはまたまた異なったキャラクターではあります。 彼女彼らは、全10シリーズから見ても、ひときわ性質の異なるライバルキャストたちで、一番星桃次郎と共に、笑いあり、感動ありの身を熱く焦がすようなドラマを展開していきます。 そんな桃次郎のライバルたちとして、「トラック野郎・天下御免」のシリーズで桃次郎を支えたキャストですが、この「トラック野郎・天下御免」においては、実はライバルキャストが2名存在したのです。 トラック野郎シリーズにおける、ライバルキャストの設定としては、どのシリーズも桃次郎との格闘シーンにトラック野郎としてのプライドをもかけたワッパ勝負(ただし、7作はライバルキャストの愛車なし)が定番の見どころとなっております。 「トラック野郎・天下御免」での、ライバルキャスト達との決定的場面 そんな「トラック野郎・天下御免」における、ライバルキャストとしてのメインがコリーダこと須田勘太(故・杉浦直樹氏)で、もう1名がなんとコリーダの妹役としての須田雅美(マッハ文朱)という、それまでのシリーズから見ても、何とも驚異的であると言えるキャストの設定となっております。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「トラック野郎」で、桃次郎の御意見無用の実録を支えたジョナサン 今回も再び、シリーズ第一弾「トラック野郎・御意見無用」(1975年公開)についてお話していきますが、やもめのジョナサンという、星桃次郎の相棒として以来全10作に渡って活躍し続けてきた、トラック野郎の「第二の主人公」についての話題です。 そもそもトラック野郎・御意見無用においては、桃次郎だけでなく、あくまでジョナサンこと松下金造(故・愛川欽也氏)も主人公であり続けた、という視点に私は常に立ってきました。 このジョナサンは、トラック野郎シリーズ・御意見無用以来、桃次郎役の故・菅原文太氏と並んで、「文太・キンキン痛快コンビ」というキャッチフレーズで親しまれ続けて来ました。 トラック野郎の映画においては、この「御意見無用」なるタイトルもまた、このシリーズの幕開けを切った第一弾作だけでなく、あくまでトラック野郎全10シリーズにおいて、桃次郎の生き様の原点となってきたのです。 また、トラック野郎シリーズにおいてよく語り継がれている合言葉としては、「実録派・桃次郎」と対照的に「庶民派・ジョナサン」みたいな感じでした。 家族構成ですが、独身で「トラックが女房」という桃次郎に対して、ジョナサンは妻君江(春川ますみ氏)との間に9人の子供(「御意見無用」当時)を持つ、大家族の主でした。 桃次郎の破天荒な気質と、温厚な性格のジョナサンとのコントラストもまた、トラック野郎シリーズにおける大きな見どころでもあります。 もともとジョナサン自身としては、前にも書いたとおり、警察官からトラック野郎に転身したわけですが、愛車は4トン半の中型トラック、行灯のセリフは「日本銀行御用達」「現金輸送車」と謳っており、二代の箱のペイントには一万円札(当時は聖徳太子)が描かれているという、なんとも珍妙な演出でした。 そ んなトラック野郎シリーズにおける、「第二の主人公」であったジョナサンは、第一弾「御意見無用」以来、桃次郎と時には激突し、そして時には助けられ、また時には桃次郎を助けつつ、同じトラック野郎としてだけではなく、桃次郎の素晴らしき仲間としてその生き様を支え続けて来たのです。 「トラック野郎・御意見無用」におけるジョナサンの見どころ 早速この「トラック野郎・御意見無用」の劇中でも、ジョナサンは庶民派として人情味あふれるキャラを演じておりました。... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]今回は「トラック野郎・御意見無用」(1975年8月公開)に関して熱く語らせていただこうと思います。 正しくこの最高傑作こそが大衆娯楽文化の当時の新たなる幕開けとして、特色の強い出演者たちが、桃次郎始め一丸となって当時の最前線を斬新な型にて牽引していくきっかけ作りになったと感じさせられます ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]今回は「トラック野郎・天下御免」(シリーズ第4弾・1976年12月公開)の見どころの場面におけるロケ地について、語っていきます ただ単にロケ地の場所を知るだけではなく、その場面における臨場感を感じ取りつつも、「トラック野郎・天下御免」から学ぶ何かがあると信じて、紹介させていただきます。 映画「トラック野郎」シリーズと言えば、主人公である大型トラック運転手の星桃次郎(故・菅原文太兄イ)がキンキンキラキラの愛車・一番星で全国津々浦々を相棒のやもめのジョナサン(故・愛川欽也氏)と駆け巡る国民的映画として長年大衆に支持され続けて来ました。 主人公のトラック野郎である桃次郎は、破天荒で激しい気性の持ち主でありながらも、高潔かつ生粋な人格の持ち主で情に厚く、窮地に陥っている誰かに常に救いの手を差し伸べ続けて来ました。 そんな全10作あるトラック野郎シリーズ(1975年~1979年にかけて放映)のロケ地の中でも、第4作目の「天下御免」の最終の爆走シーンが最も私の心に突き刺さったロケ地及び名場面として選び抜いていこうと思います。た ただし随分時が経っているので、あくまでも確定的な情報ではないことを最初に言っておきます。 それらのロケ地に対する限れらた情報と併せて、ロケ地においての展開についても紹介していきたいと思います。 ... Read More | Share it now!
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