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「トラック野郎」ライバルとして今回は無骨で不器用ながらも決して流されず愚直さを貫いた子連れ狼こと袴田太一(以下太一)による生き様に焦点を当てつつ、熱を込めて語っていきます。 このライバルが出演したのは「トラック野郎」第6弾「男一匹桃次郎」で九州を舞台として豪快な名場面も展開されました。 それも太一は「トラック野郎」史上の歴代ライバルの中でもまさにタイトルの如く不器用ながらも硬派な昭和における日本男児の典型例であったと称すべきです。 こんなライバルのキャスティングそのものとしても若山富三郎さんといういかにも!! みたいな感じで、ちなみに彼の弟としても昭和を代表した銀幕俳優の勝新さんであったほどです。 そうなんです、「トラック野郎」第6弾「男一匹桃次郎」においては文太兄いに若山さんというキャスティング自体からして時代が誇る最高傑作という印象だったのは疑いようがありません。 というか若山さんと文太兄いとは「トラック野郎」以前にも任侠映画「仁義なき闘い」に共に出演したりと、いわゆる先輩・後輩関係であったのも気になるところでした。 しかも今より紹介していく太一というライバルは他のシリーズに出演のライバル達からしても異質で「訳アリ」な相関関係にあったのも特筆すべきです。 「トラック野郎」ライバル・子連れ狼が語った「男一匹」という真実 「トラック野郎」のこのライバルを語るに当ってはズバリ!! 第6弾におけるサブタイトル「男一匹桃次郎」なる語句に着目すべきです。 言うなれば主人公としてもまさに袴田太一というライバルによる文字通り一匹オオカミ的な生き様が合わせ鏡であった、とも称したいところです。 で、「トラック野郎・男一匹桃次郎」の作中で太一と主人公が初対面したのはヒロインの小早川雅子の為に剣道の荒武者修行中、主人公が川に溺れていたのを太一に助けられた場面でした。 あの後桃次郎は雅子を鹿児島の剣道大会まで送る太一のトレーラーとド派手にワッパ勝負を展開。 太一のまるでマフィアのような厳つい風貌からして桃次郎も彼に対しライバル心が燃え盛るのはなおさらでした。 結局このオチとして実は太一がライバルでありながらもヒロインの雅子の義兄であることが分かって以来、事は意外な展開へとむいていきました。 ⇒ヒロインの小早川雅子についてはこちら ここで太一のキャラに触れますがトラック野郎達の中でも「満艦飾は性に合わない」と言っていたように、圧倒的な地味キャラでした。 また太一は小学入学前の息子・隼人を常にトラックに乗せ行動を共にしていたのですが、実は彼の妻で雅子の実の姉・袴田由紀は太一の借金問題に苦しみ蒸発しておりました。 太一のまさに無骨で地味ながら我が子に寄り添う生き様はまさに子連れ狼そのものでした。 一方彼の一匹狼的な生き様が裏目に出てしまったことも。 ジョナサン始めトラック野郎仲間達が妻の由紀を一致団結して探そうとするも太一はこれを「これはあくまで俺らの問題だ、お前たちの手は一切借りぬ!!」と頑なに拒否。 それを歯がゆく感じた桃次郎は彼のひねくれ根性を叩き直そうも太一との大乱闘に発展し、ここに現れた雅子が醜い争いをスバッと成敗。 以上からこの太一というライバルは「トラック野郎」史上実はいそうでいなかった無骨で一匹狼的な男性像でした。 転じて未婚であった桃次郎からすれば愛息にさり気なくも背中で語る実直な手本だったのかも知れません。 「トラック野郎」ライバル・子連れ狼が説くネットワークの世界観 「トラック野郎・男一匹桃次郎」におけるあの後の展開としてはジョナサンが行きつけの都内のスナックのママが何と、ライバルの妻で雅子の実の姉・袴田由紀であったことを悟りました。 ここでは桃次郎も現地に向かって由紀を説得し袴田家復縁の切欠を作ったのです。 彼自身にとっても太一とは単にライバルというだけでなく、同じトラック野郎として、漢として支援すべき存在であったのが良く分かった決定的場面でした。 その後九州で由紀が息子の隼人と再会するも道路に飛び出した彼をかばった由紀が大型車に轢かれ重傷。 事なきを得た由紀の所持品から隼人名義の通帳が発見されここで100万円以上の預金があったことを知った太一は、改めて袴田家の再出発を決意しました。 ラストではトラック野郎仲間として太一が袴田家3人同乗する型で一番星による佐賀の唐津~鹿児島空港までの爆走航海を支援しました。 鹿児島空港よりブラジルへ旅立とうとしていた婚約者の元まで雅子を無事時間通り送り届けたのです。 ⇒「トラック野郎・男一匹桃次郎」の爆走航海はこちらに紹介 今回は以上のような型で「トラック野郎」ライバルは第6弾「男一匹桃次郎」における子連れ狼こと袴田太一による無骨で不器用ながらも実直な生き様を紹介でさらにタイトルにはなかった新発見がありました。 というのも「トラック野郎」とはまさにネットワーク重視の世界だったことです。 「トラック野郎・男一匹桃次郎」の相関関係を見ると桃次郎を荒武者修行中に助けたのが袴田親子で、しかもここでは基本ライバルの位置づけだった太一が実はヒロインの親族であったりと。 一見偶然と思しき場面が続いた本作でしたがこの視点から「トラック野郎」とは「世の中広いようで実は狭い」という真実をも実証しました。 ここをまとめると「いつどこで、誰と誰が繋がっているかもしれない現実においては、常に信頼に結び付くネットワークとは何か」を課題として生きるべきです。 「トラック野郎」ライバルは子連れ狼こと袴田太一の第6弾「男一匹桃次郎」における、無骨で不器用ながらも実直な生き様は、下記よりご視聴いただけます👇 名作ぞろいのU-NEXTなら、31日間お試し期間付きで、ポイントも有効活用できます!! この期間内なら解約も一切無料。 気になる月額利用料金は、2,189円(税込)です。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「トラック野郎」ヒロインを語るに当たり、今回は第6弾「男一匹桃次郎」でのマドンナ・小早川雅子について語っていきます。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]菅原文太兄いが「トラック野郎」で乗った一番星号の実車に滋賀県の高島市で2022年10月9日に開催のデコトライベントでも試乗させていただきました。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「トラック野郎」の車種でも今回はライバル車としてダイナミックなトレーラーを厳選して熱く紹介していきます。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「トラック野郎」は一番星と2度目の面会を果たしたのが2022年10月9日に滋賀県高島市は国境高原スキー場にて開催された、華翔会なるデコトラグループのイベントにおいてでした。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「トラック野郎」の車種と言えばザッと我が国の4大トラックメーカーは日野・三菱ふそう・日産UD・いすゞからの大型及び中型トラックの諸々の車種に絞り込まれるのは必然的です。 まずは「トラック野郎」出演車の大型車の車種をどちみちピックアップしていくことになりますがここで、「トラック野郎」放映当時における70年代の車種にはどのような名車が存在したのでしょうか。 無論今日のように諸々の自動制御装置はおろかパワステさえも満足に普及しておらず、世のトラック野郎達は10トン級の大型車に2倍・3倍もの荷を積んでは時間との死闘の日々であった、と語られております。 まあアナログ時代だったことだし今日ほど規制に縛られることもなく、そんな環境の下でトラック野郎達は自由に競い合うことが出来た、といってしまえばそれまででした。 あのような時代における大型4大メーカーの車種としてはどんなのがあったか、という事ですがあの当時まだ物心も付かぬ幼児であった私としてもさすがにリアルタイムでは記憶が定かではありません。 それが後年になりトラック自体に興味を示すようになってから「トラック野郎」という作品との出会いと並行するような型で自然と70年代当時における大型トラックを調べて知っていく型となりました。 「トラック野郎」の車種としてまずは主人公のこの車の型式から 早速今より「トラック野郎」主人公は星桃次郎が乗った一番星号の車種から紹介していきます。 これは三菱ふそうは「Fシリーズ」(厳密に言えばFU型)との愛称で呼ばれている大型車種の1つで、「トラック野郎」第2弾「爆走一番星」(1975年発表)からフルモデルチェンジされた型でデビューしました。 ついてはこの一番星号のデビューこそが三菱ふそうFシリーズによる人気を世に広めたのは言わずと知れた事だったはずです。 勿論一番星号に限らず「トラック野郎」には他の出演車両にもFシリーズが定番車種として認知された、といっても決して的外れではありませんでした。 この車種がデビューしたのは1973年で私が生まれる2年前でした。 ついでに言っておきますがFシリーズにモデルチェンジされる前の初代一番星号つまり皮切りとなった1975年発表の「トラック野郎・御意見無用」ではTシリーズという車種が用いられておりました。 即ち前代のTシリーズからFシリーズへのモデルチェンジの際にはより一層重厚さが強調されつつもさらに丸みが目立つようになったな、という印象でした。 というのもフロントグリルの丸目4灯が更に大型化されて目立つようになった感じであり、一方でこの車種はあの外観から「般若顔」の愛称でもおなじみとなりました。 エンジンとしてはあの当時V8及びV10が大型車種の主流であり(勿論ディーゼル)、ちなみにトランスミッションは一番星号については6速マニュアル使用でした。 今日における三菱ふそうの大型車種と言えばスーパーグレートであって、つまりこのご先祖さんが一番星号に用いられたFシリーズでありました。 その他「トラック野郎」出演車両の車種でFシリーズが用いられたのは第4弾はミキサー車の姫だるまに第5弾は大型ダンプの紅弁天が代表的です。 無論この2台に限らず「トラック野郎」においてはFシリーズが定番中の定番として認知度が高い一車種でした。 「トラック野郎」の車種から見つめた現代の大型車種の進化 「トラック野郎」出演車両の車種をこうして一車種だけに絞り込んで見ても、以外と中身の濃い発見が出来るな、と感じ取れます。 まずここで現代の大型トラック4大メーカーの車種にはたとえば三菱ふそうは「スーパーグレート」に日野は「プロフィア」、いすゞは「ギガ」にUDは「クオン」みたいに名称がおごられてはいます。 それが「トラック野郎」放映時のあの頃については三菱ふそうは「Fシリーズ」に日野は「HE」「TC」「ZM」、という風にあくまで型式自体での呼称が一般でした。 ただいすゞだけは異例として大型車種にも「ニューパワー」が正式名称として命名されておりました。 その他エンジンや安全装置に関しては「トラック野郎」出演当時のレジェンドたちでさえもあの頃では到底別世界のものであっただろう、と思しきまでに信じられない変貌を遂げては来ました。 一例としてパワートレインだけ見てもFシリーズには70年代当時より6速トランスミッションが採用されていたという、あの頃からすればこれだけでもむしろ先進技術を追求していたな、ってところであります(あくまでこれは当時の他のメーカーの大型車種にも該当しますが)。 どうしても「トラック野郎」を視聴に当たり出演車両の飾り中心に目が向くのは仕方ありませんが、同じならベース車両となっている車種そのものにも着目してこそ、より一層歴史的名車の凄味が身に染みて実感できる。 併せて今日における大型車種と数十年も前に生産されたモデルからの進化の軌跡も学習できる。 これまた「トラック野郎」を楽しみつつ漢達の教材としてモノにしていく一種の醍醐味ともいえます。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「トラック野郎」は姫だるまという女トラック野郎が出演したのは、第4弾「天下御免」でのそれも実はいきなりのオープニングでした。 ... Read More | Share it now!
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