カテゴリー:「日本TVドラマ」一覧
泣いても笑っても、もはやこの2019年が既に24時間を切ったこの時、西部警察について投稿するという事になったのですが、それもこの一年最後の日に限っては、殉職という話題を取り上げることにしました。 最も、西部警察のクライマックスはと言えば、これもまたまた分かり切ったことではありますが、必ずしも脱出成功や救出劇みたいなものに限ったことではありません。 勿論、この殉職シーンについては、何も「西部警察」だけに限らず、歴史的に名の残るべく刑事ドラマにおいてもクライマックスとして、絶対不可欠な場面でもあります。 またここでなぜ今回、一年の締めくくりに殉職シーンを選んだか、という動機についてですが、今回に限っては中々一言ではまとめきれないほど、中身が濃いというものがあります。 ただ、あえて言うなれば、この「西部警察」のクライマックスの締めくくりについては、あくまでも「トラック野郎」の爆走シーンみたいな成功劇だけではどうも物足りない。 ズバリ、必然的と言ってしまえばそれまでですが、そういう視点にこそ殉職シーンにおける、「西部警察」の演出意図というものが見いだせるのではないか、というのも偽りなき感覚です。 その一方ではまた、「西部警察」の物語そのものに対して、冷やかしのような目線で見ている投稿者がいた、というのも、実は殉職シーンを取り上げた動機の一つでもあります。 まあ、冷やかしについては、「西部警察」に限らず、どの英雄的最高傑作においても当てはまるとは思いますが、この作品に対しては、「いい年をした中年男性達が、ダイナマイトで環境破壊しまくっている」みたいな言い分だったのを覚えております。 ただし、あくまでも表向きだけでのカッコよさやスリル感だけではない、 その向こう側にある、作者やキャスト達の演出意図はどこにあるのか みたいな問いを見出し、解いていく決定的なきっかけの1つとなったのがまた、この殉職シーンだったと、私なりには考えております。 「西部警察」にて、大門殉職までのあの歴史的展開を今振り返る!! という事で、このまさに「西部警察」なる一大英雄事業が堂々完結した、かの場面を今より振り返っていこうと思います。 この最終回の正式名称はと言えば、西部警察PART-III... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「西部警察」で大門団長役当時、渡哲也氏もまた40代前半だった 今回も「西部警察」にて、大門団長役を務めた当時の渡哲也氏によるお手本から、今日の40代に対して学ぶべきこと、そしてそこからの課題というものを、見出していこうと思います。 先日の投稿においても、「トラック野郎」出演の菅原文太兄い及び愛川欽也氏について、当時我らの現在と同じく40代であった、という話題から、40代が現役世代の中心として何を学ぶべきか、という風なことを私なりに解こうとしてきました。 したがって今回もまた、これも度々連載してきた「西部警察」において、渡哲也氏が厳密にいえば「パート・Ⅱ」以降より「パート・Ⅲ」における大門殉職の最終回まで40台前半であったという視点からも、 その高い使命感に基づく、40代における先導者のお手本としての生き様 みたいなものもまた、より一層発見できるのではないかな、というところです。 まずは大門団長を演じた渡哲也氏の実年齢についてですが、渡氏自身としては1941年生まれでして、「西部警察パート・Ⅱ」が放映開始されたのが、1982年であり、以来「西部警察パートⅢ」が大門殉職にて幕を閉じたのが、1984年でした。 したがって、そこから計算すると、渡哲也氏としては丁度この時期に、41歳から43歳に当たる時期であった、ということになります。 次いでに、かの史上最強伝説としての「日本列島縦断ロケ」が開始されたのも、「西部警察パート・Ⅱ」からでして、言うまでもなく渡哲也氏自身にとっても、生涯最大の英雄事業というものを成し遂げてきた時期でもありました。 ただ、大門団長の「西部警察」における年齢設定というもの自体については、これと言って確定的な情報は入手できていませんが、まあ恐らく、ほぼほぼ渡哲也氏と同じとみるのが相応しいでしょう。 という事で改めて今回、その「西部警察」の大門団長を通じて渡哲也氏が実証した、最強の英雄的事業というものを、おさらいしていこうと思います。 「西部警察」にて大門団長が、孤高の英雄的指導者なりの使命を全う 「西部警察」に関しては、過去に幾度となくそれぞれのストーリーや役どころについても私なりにお話しさせていただいてきました。 ここでまず1つ、実はよくこの大門団長の役職とは何か、という事についても疑問視されてはきました。 確かに、「西部警察」放映開始以来、大門団長のポストとしては、例えば石原裕次郎氏演じた小暮課長のような、明確な役職名はありませんでした。 という事は、あくまでも一組織における役職という枠をもはるかに超えた、一大英雄プロジェクトであった、としか言いようがないものです。 まさにその無敵無類なる英雄的プロジェクトが、日本全国津々浦々にて、全国民に感動を与えた、等という表現に尽きず、 まさしく英断力の積み重ねの証としての実録を展開 し続けてきたのです!! そして、このプロジェクトにおいて大門団長は、「西部警察パート・Ⅲ」の最終回(1984年10月放映の第69話・「大門死す... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「西部警察」大門軍団による、歴史的な大英断の第一歩!! 今回は「西部警察」についての投稿という型になりますが、2019年というのは、「西部警察」と、その主人公である大門軍団が産声を上げてから実に40周年という、一大節目を迎えた、そんな一年でした。 次いでにまた、その1979年と言えば、「トラック野郎」シリーズが第10弾にして完結を迎えた年でもありました。 ちょうどあの時期、大衆はその次世代における真新しい変化に対して、期待と葛藤を抱いていたであろう、そんな節目でもありました。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]渡哲也氏がCMにて現場復帰の今、「西部警察」の英雄性を振り返る 先月の話ではありますが、「西部警察」や「大都会」などの刑事ドラマで一世風靡した我が国が誇る名優・渡哲也氏が松竹梅のCM撮影現場に姿を現わしました。 近年の渡哲也氏の状況はと言えば、ご存知の方も多いとは思いますが、弟の渡瀬恒彦氏に病で先立たれ、以後自身としても肺気腫を患ったりして、過酷な闘病生活が続いていたようです。 その病が病なだけに、酸素ボンベまで携帯して離せないまでの状態であったとも言われていますが、さすが「西部警察」などで我が生涯をかけたとも言われる主人公を演じてきた渡哲也氏だけであって、病にも屈することなく回復に励んでいるのは、何よりも喜ばしいことです。... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「西部警察」カースタントとして絶対不可欠な究極場面達!! またまた西部警察のカースタントへと大きく話題を転換し、同じカースタントの場面としても究極ともいうべく場面を厳選しつつ、そのまさに生死を賭けた実録について、振り返ってみようと思います。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「西部警察」での仙台の爆破計画、その魔の手の正体とは? ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]「あぶない刑事」での記念すべき初地方ロケ地としての松山での実録 今回はまた「あぶない刑事」の話題に変えて投稿し、まずは記念すべく愛媛は松山地域でのロケ地を振り返っていこうかと思います。 私としても過去に幾度か「あぶない刑事」関連の記事の投稿をしては来ましたが、実は今更になって地方でのロケ地を辿っていくことで、一層「あぶない刑事」への理解度を高めようと考えるようになってきました。 そもそも「あぶない刑事」でのロケ地といえば、むしろ一般的には本拠地である横浜において、タカのバイクとユージのレパードでのカーアクションがまず第一に来るでしょう。 がしかし、今回お話しする松山地域をロケ地とした「あぶない刑事」第10話の「激突」、そして第13話の「追跡」が、実は記念すべき地方ロケ地としての第一弾であり、よく知られがちな横浜とはまたまた違った、その作風を回想していこうと思います。 で、まずはその「あぶない刑事」第10話・「激突」での簡単なストーリー及び松山でのロケ地の見どころについて、ザッとお話ししようというところです。 ここでは、殺人事件を起こして松山まで逃走してきた、暴力団銀星会会長の息子を追って、その銀星会と対決するタカの銃撃戦が、最大のハイライトスポットとされております。 中でも、むしろ「あぶない刑事」に従来ありがちな派手なカーアクション、というよりも、有数の観光都市としての松山がロケ地となっているだけに、タカとユージ達の仕事ぶりとしてもまたまた他の作品とは異なった目立ち方をしているようです。 それも当時のロケ地での収録と併せて、松山におけるロケ地が収録された「あぶない刑事」のDVDマガジンもすでに発売されているとのことです。 タカとユージ達が登場したそのロケ地の見どころとしては、松山空港、松山全日空ホテル、松山市営球場に松山市内のロープウェイ等といった風です。 この「あぶない刑事」第10話・「激突」の記念すべき地方ロケ地の松山でのクライマックスとしては、以下の通りです。 銀星会関係者が、タカとユージ達の車を追って、行きついた先は松山市内の廃墟でした。 大都会とはまたまた異なった風景が故に、タカとユージ、そしてついてきたトオルのアクションまでもが更に見栄えして、いかにも刑事ドラマとしての最大のお手本が、それまでの「あぶない刑事」にはなかったような型で実現化された感じでした。 「あぶない刑事」の地方ロケ地・松山での第2回も劇的です!! 引き続き、「あぶない刑事」の松山地域をロケ地とした第2回目としての、第13話「追跡」についてもお話ししていこうと思います。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]西部警察では広島もまた歴史に残る英雄事業のロケ地に選ばれた!! ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]西部警察も山形ロケでのミサイル登場で、遂に存亡の危機が本格化!! 今回お話ししていきたい西部警察パート3の、それも日本全国縦断ロケの一環ともなるとなおさら、それぞれの話の展開自体としてもより一層凄絶の窮地を極めたものでありました。 中でも今回お話しする西部警察パート3の、日本全国縦断ロケ第8弾の山形編の前編においては、信じられないことにもミサイル登場と、それだけでも勿論西部警察だけでなく、我が国の映画・ドラマどれを観てもまず実現不可能と言われてきたものでありました。 この山形編において取り扱われたミサイルは「MX-83」となっており、そのミサイルで山形県は酒田沖を航行している、それも中央アフリカの独裁政権からの亡命者の乗った客船を狙おう、というものでありました。 以前お話しした、西部警察の日本全国縦断ロケの鹿児島編における、生物兵器を題材にしたストーリーだけでも観る者達をもだた単にドキドキハラハラさせるにとどまらず、出演者達と共に追い込み、そして共に闘えとまで強く訴えかけてくるものであった。 ... Read More | Share it now!
・・・[続きを読む]三上博史氏の元祖トレンディドラマ巨頭なりの、2019年の怪優ぶり 三上博史氏と言えば、かつては1980年代後半期より、いわゆるトレンディドラマ俳優の代表格として一世を風靡したことで知られてきました。 更に2019年においては多くの方がご存知だとは思いますが、かの「集団左遷」(2019年4月21日... Read More | Share it now!
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